惚れ ページ4
sho「結果９問正解…惜しかったっすね。」
半笑いで煽るようにこちらを見つめるショッピ。
今年の中間テスト、１年の最高総合得点なんて知る訳がないだろう。
しかし、もらえるたこ焼きは９個。
昼食の足しには十分すぎる。
『全然手伝えなくて、本当にごめん。』
os「大丈夫めう！」
sho「いいっすいいっす。Aさんは試合頑張ってください。」
優しい世界。
さりげなく応援してくれているのも嬉しい。
私はたこ焼きを全て食べ、更衣室へと向かった。
袴と胴着を身にまとい、剣道場へと行く。
そこにはさっきの男子生徒や、知らない人。
そして、ひとらんを含めた私たちの学校の生徒がいた。
『軍曹先生、今日の試合はどんな方法ですか？』
聞き方が悪かったのか、少し考え込む先生。
しかし、すぐに「団体戦」だと教えてくれた。
なるほど、だからこんなに人数が少ないのか。
トーナメント戦にしては人数が少なかった。
「俺たち勝ったら先生に褒められるぜ。」
「それだけじゃないだろ、あの子に惚れられるぜ。なんて言ったって全国大会優勝したことあるとかないとか。」
まあ、何回かある。
しかし、残りの何回かはひとらんが優勝、私は準優勝だ。
もちろん、私が優勝したときもひとらんが準優勝だった。
「でも、あのひとらんらんとか言う奴もなかなか強いらしいぞ。」
全く間違っていない。
あいつのコテは化け物並に強い。
本当の真剣であれば、骨ごと落としそうだ。
ht「…言っとくけど、お前のメンも頭蓋骨粉砕されるからな。」
『声に出てた？ごめん。』
頭蓋骨粉砕は言い過ぎだろう。
まあ、今回は団体戦であるため、ひとらんとは当たらない。
互いに思う存分剣道を楽しむことができる。
gn「ほら、お前ら並べーっ。」
そう、全体に呼びかけられる。
…よし、あの余裕そうな表情、バキバキにしてやろ。
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夜飴月／黄泉月(プロフ) - れなさんさん» コメントありがとうございます、頑張ります！ (2019年2月17日 17時) (
レス) id: 89c3a7601e (このIDを非表示/違反報告)
れなさん - ありがとうございます！更新頑張ってください！応援してます！！ (2019年2月17日 12時) (レス) id: 333c350adf (このIDを非表示/違反報告)
夜飴月／黄泉月(プロフ) - れなさんさん» コメントありがとうございます。全然大丈夫ですよ！それくらいならパクリの域には入りません。気軽にどうぞ！ (2019年2月16日 21時) (レス) id: 89c3a7601e (このIDを非表示/違反報告)
れなさん - いつも閲覧させてもらっている者です！この作品すっごく面白くて大好きです！！お聞きしたいのですが、私、新作を書こうと思っていまして、強気だけど耳とかが弱いって夢主ちゃんにしたいのですがお借りして宜しいですか？ (2019年2月16日 20時) (レス) id: 333c350adf (このIDを非表示/違反報告)
夜飴月／黄泉月(プロフ) - イムさんさん» コメントありがとうございます。応援ありがとうございます、頑張ります！ (2019年1月21日 21時) (レス) id: 89c3a7601e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜飴月／黄泉月 | 作成日時：2018年10月22日 19時
