【学パロ】生徒会の主役は…【w/r/w/r/d/!】 (ページ28)

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機会ページ28

〈〈A〉〉

ut「Aおるー？」

足音が聞こえたと思えば鬱か。

丁度今寝巻きに着替え終わったところで、タイミングがいいといえばいい。

『…なに？今お風呂はいってたんだけど。』

ut「タイミングしくった。」

なにも間違えてないよ正しいよ。

すると、いきなり鬱が変な声を出して倒れる。

『ああ、ひとらん。』

ht「大先生になにもされてないか！？」

２、３回頷いて大先生の方を見る。

お尻をさすってこちらを見上げている。

蹴られたのか。

ひとらんの蹴りは痛い。

幼馴染も、みんなそう言っている。

…みんな蹴られたことのある事実のほうがよっぽど怖いが。

『もう一回聴くけど、鬱は何の用で来たの？』

ut「…Aのことを…見に来た。」

…はあ。

『ひとらん、もしよければもう一度。』

呆れたように頷いてから彼が鬱を蹴り上げるまでの時間はそう長くは無かった。

今日のご飯は…まあ、案の定コンビニ弁当。

…と思っていたのだが。

『このご馳走は何？』

gr「家政婦さんに作らせた。」

普通のように言って、奥にいる女の人に軽く会釈をするグルッペン。

それに応えるかのように深々とお辞儀をする女の人。

…立場が家政婦さんとかいうレベルじゃ無い気がする。

まあ、グルッペンのことだ。

人間関係についてはよくわかっているんだろう。

この食事は、美味しそうであるだけではなく本当に美味しかった。

もちろん昼間の教訓を生かし、ゾムからは離れて食べ、逆にロボロのそばで食事をとる。

ゾムは少し悲しそうな顔をしていた反面、「いつか…」とでも言いたげな復讐感に包まれた表情でこちらをニヤリと見つめていた。

…SAN値チェックです。