【学パロ】生徒会の主役は…【w/r/w/r/d/!】 (ページ13)

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目標ページ13

とりあえず、生徒会には脅威しかいないということがわかった。

もう帰ろう。

『本当に今日は帰らせて欲しいな～。』

kn「白々しいッ！」

どうせそんなこと言って帰らせてくれないんだろう。

と、考えていたがどうやら違ったようで。

あっさり離してくれた。

kn「俺の目的はお前を勧誘することやからな、入るかどうかはお前次第や。」

そう言ってニカッと笑った。

…しかしどうにも白々しい。

こんなに自然に嘘がはけるだなんて。

『心無いな、絶対。』

kn「おおっ！？なんやと！！」

逃げろー(棒)

sho「コネシマさん甘いっすね。そこは逃しちゃダメなところ。」

ショッピはショッピでおかしい！！

しかし、途中でコネシマがこけ、私は特に何もなく家に帰ることができた。

『ただいま。』

誰もいない家の中に向かって叫ぶ。

こうすると、空き巣に入られにくくなるらしい。

ほら、常に人がいるって思われるから。

…実際は人なんていないんだよなあ。

別に、両親を亡くしたとか、そういうことじゃない。

ただの１人暮らし。

そろそろ大学に行くんだから、慣れておけと。

もちろん慣らすだけだから家は近い。

それに、ここは祖父母の家だったため、１人暮らしにしては広い。

『恵まれてるなあ。』

高校の書類で親のサインが必要なものは基本自分で書くか、元々の家まで行くかの２択。

最近は前者が多いな…悪いことだ。

なんだかだんだん、より生徒会に入りづらくなってきた。

その日は簡単に食事をとって風呂に入り、布団の中に入った。

『生徒会…か。』

小さい頃にお母さんが言ってたな。

「いかなる組織に入ってもトップでいるのが素晴らしいこと」だと。

私はそんなことはないと思うんだけどな。

トップじゃなくても、組織に貢献できれば。

その組織の“主役”になれれば、“トップ”じゃなくても…。

そっか。

そうだよ。

『生徒会の主役は彼らじゃない…私。』

目標を作れば入りやすいんじゃないかな。

目標は“生徒会の主役になること”。

彼らのやり方を…変えてみたい。