検索窓
今日:35 hit、昨日:161 hit、合計:940,093 hit

32秒前 ページ18

.









「まっ、て……」




いつの間にか私は組み敷かれていて、服の中に手が入り込んでくる。





「…すぐる、っ」

「ん?」

「手、…!」

「手?…ああ、擽ったい?」





お腹を撫で、そのまま膨らみに触れた傑。





「ちょ、っ…待っ…ぁ」

「こんなに可愛い彼女を目の前に我慢できるほど出来た男じゃないんでね」





…無理矢理は嫌だから私の準備ができたらでいいって言ってたのに。





「うそつき、…!」

「なんのことかな」





おでこにキスを落としてふんわり笑って、「下脱いでて正解だったね」とイタズラに口角を上げる。





「触りやすい」

「それは、っ」

「肌も柔らかくて気持ちいよ」





いつも以上に熱っぽく包み隠さない言葉。

恥ずかしすぎて死にそう。




膨らみから離れ、太ももを撫で始める手つきがいやらしくて慌ててその手を掴む。







「ほんと、まって…」


「…怖い?」


「……はじめて、だから」


「私に任せてればいいよ」





そう言う傑の声に耳を傾けていると、下半身に感じる違和感。





「それに…コレ(・・)、どうにかしないと」





違和感の正体は傑のソレ(・・)


硬くて、大きくて。

あまりの異物感に体が固まる。






「君が可愛いからこんなになってるんだよ。責任取ってもらわないと」

「…そんなこと、言われても」









目を逸らすと2人の間に少しの沈黙が流れた。









「…すぐる?」




その沈黙は居心地が悪くて、逸らした視線を再び傑に向ける。




「………すまない、」

「え…」





突然の謝罪。
さっきまでのギラついた表情の傑はどこにもいない。





「怖がらせてしまったね…」





そう言って私の手に優しく触れた。





「震えてる」

「…ぁ、」

「…少し頭を冷やしてくるよ」






私の頬を撫で、ベッドから出てどこかへ行く傑。









「…」




入り込んできた空気が生温くて、少しだけ寂しくなった。…なんて言うときっと傑は困ったように笑うんだろうな。




.

31秒前→←33秒前



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1174 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2128人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 夏油傑 , 五条悟
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

カケオレ(プロフ) - おめでとう夢主ちゃん。夏油と幸せになってくれ (7月22日 10時) (レス) @page50 id: 1b32a494c8 (このIDを非表示/違反報告)
加穂(プロフ) - 始めまして。こちらの作品読ませていただき夏油傑がもっと好きになりました!続きを読ませて頂きたいのですがパスワードを教えて頂いてもよろしいでしょうか? (7月15日 22時) (レス) @page50 id: 45a8770aec (このIDを非表示/違反報告)
モモ - こちらの作品読ませていただきました!すっごく面白かったです!パスワード作品も読んでみたいのですが、教えていただきたいです! (4月30日 23時) (レス) id: fdeb613541 (このIDを非表示/違反報告)
snow(プロフ) - こちらの作品を読んで傑が更に好きになりました!ありがとうございます😭好きすぎて何度も読み返してしまいました😭過去の作品も読んでみたいのですが、パス教えていただけないでしょうか?🙇‍♀️💦 (2023年2月26日 17時) (レス) id: df988bb267 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 天才…ありがとうございました…!! (2022年11月12日 23時) (レス) @page50 id: 6ec9f3ee23 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2021年5月3日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。