42.転びました ページ43
『五条せんせー!』
寮の外で一人立っていた五条先生に体当たりする。←
五条「おっと、A〜、遅かったね」
『寮内で迷って、たまたま会ったパンダ先輩に教えてもらった!』
五条「そっか、良かったね」
『…五条先生が一緒に行ってくれたら良かったのでは?』
五条「ま、いいじゃん。パンダと仲良くなったっていうことで」
良かった……のか?
まぁ、パンダ先輩とは仲良くなれたけど…。
『そういえば、私に会いたい人って誰?まだ来てないんですか?』
五条「んー?多分まだ来てな…………あ」
私の後ろを見た五条先生が、私から離れていく。
『へ?』
何?
私の後ろに何かいるの!?
気になって振り返ろうとすると、
「Aー!!!!!!!!」
『はいいいいぃぃぃ!?!?!?』
いきなり大声で名前を呼ばれ、それに反射的に返事をしてしまった。
ドゴッ
『なっ、ぃったぁ!?』
背中に強い衝撃をくらい、前にズベンと転ぶ。
『は?え、ちょ、え?どゆこと?』
五条「あー、……うん。A大丈夫?」
『いや、全然大丈夫じゃないけど、今どうなってんの?私の上に誰か乗ってます?起き上がれないんですけど…』
五条「……小鳥、そろそろAの上から降りないとA死んじゃうよ」
「あぁぁ!ごめん!!殺すつもりはない!!!」
上から聞こえてくる、綺麗な声。
何というか……、この人にだったら殺されてもいいかも。←
だって、絶対に美人じゃんこの人!!!←←
体の上が軽くなって動けるようになったから、ムクッと起き上がる。
『…………地味に痛い…』
膝擦りむいて血出てきてるし。
久しぶりに怪我したかも。
『五条先生、これどういう……』
「A好きだぁぁー!!」
『は????』
誰か今の現状を教えてくれ…………。
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小春日和 - 星空七海さん» ありがとでーす!( ≧∀≦)ノ (2021年1月30日 21時) (レス) id: f370adada3 (このIDを非表示/違反報告)
星空七海 - 全部読めなかったけど面白かったゼー (2021年1月29日 18時) (レス) id: 6c7c9bcfae (このIDを非表示/違反報告)
小春日和 - あんっちさん» ありがとうございます!嬉しすぎて◯にそうです!!更新頑張ります!!! (2021年1月17日 9時) (レス) id: f370adada3 (このIDを非表示/違反報告)
あんっち - あぁー私はこの小説が面白すぎて◯にそうです。夢主ちゃんの性格とかすごいタイプです。続きがすごい楽しみです☆更新 頑張ってください! (2021年1月15日 22時) (レス) id: fc837b6462 (このIDを非表示/違反報告)
りんたろす - 小春日和さん» はい!! (2021年1月2日 21時) (レス) id: f5527a80f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小春日和 | 作成日時:2020年11月24日 14時