【呪術廻戦】皆が尊すぎて死にそうです

18.玉犬って可愛いですね ページ19

『もしもーし、大丈夫ですかー？』


そう言って私は窓の縁に乗る。



さて、ここで皆さんに問題です！

さっきのセリフは誰のものでしょう。

正解は＿＿＿、鬼滅〇刃の胡〇しのぶ様でーす！

私の推しなんですよ。

だって、美しすぎません！？

私、あの顔で微笑まれたら絶対死にますよ。



悠仁「なっ、A！？」

恵「Aまで来たのか……」

『やあやあ、Aだよー。２人共怪我してない？大丈夫？』

悠仁「いや、俺達は大丈夫だけど……。
ていうか、なんでAこっちに来たんだ！？俺、校舎の外で待ってろって言ったよ！？」

『ふふん。悠仁君、私が素直に言うことを聞くと思ったのかい？』

悠仁「あー、忘れてた。そうだ、Aって全然言うこと聞かないんだった」

恵「……」


悠仁「そういや伏黒。あっちで呪いバクバク喰ってんのは？」

悠仁君が見る先には、可愛い玉犬ちゃんがいる。

恵「俺の式神だ。見えてんだな。
まあ、Aは前から見えてたみたいだけど」

悠仁「A見えてたのか！？」

『……うい』

悠仁「…その返事なに？」


恵「……呪いってのは普通見えねぇんだよ。死に際とかこういう特殊な場では別だがな」

悠仁「あー確かに。俺今まで幽霊とか見たことないしな」

『私小さい頃から見えてたよ〜』

悠仁「俺聞いてないんだけど！？」

『言ってないからね』


なんかデジャブだね、この会話。


恵「……オマエ達怖くないんだな」

悠仁「いやまあ、怖かったんだけどさ。知ってた？人ってマジで死ぬんだよ」

恵「は？」


知ってるよ！

なんなら、私自身が死んだことあるからね！


悠仁「だったら、せめて自分が知ってる人くらいは、正しく死んでほしいって思うんだ」


……ホントに悠仁君って優しいよね〜。


悠仁「まあ、自分でもよく分からん」

恵「…いや」


ポロッ

佐々木先輩のポケットから宿儺の指が落ちる。

今気付いたけど悠仁君ずっと佐々木先輩のこと、お姫様抱っこしてたんだね。

……イケメンじゃん。


悠仁「これが」

恵「ああ。特級呪物“両面宿儺” その一部だ」


宿儺の指って実際に見るとかなり気持ち悪いね。

悠仁君よくこんな物食べれたね。


悠仁「りょうめ…？」

恵「言っても分かんねぇだろ。危ねぇからさっさと渡せ」

悠仁「はいはい」


悠仁君が恵君に宿儺の指を渡そうとして……。


悠仁君の真上に呪霊の大きな手が出てくる。

恵君がドンッと悠仁君を押す。


恵「逃げろ」

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