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始まり ページ1

私はクラスの中でも静かな方な人間。
もしも、友情と自分を天秤にかけるとしたら…自分をとるだろう。
私はそんな人間。


そんなある日。昼休みが終わって数学の授業が始まった。
暖かい日差しと優しく柔らかい風を感じながら先生の話を聞く__。

「なんていい日なの。」

私は誰にも聞こえないくらい、静かな声で呟いた。

「なら、その日常を私が奪ってあげる。」

どこかから声が聞こえた。少女の声が。でも私は幻聴だと思ってその日は気にしていなかった。

でも、次の日も

「早く私と代わってよ。貴女の日常奪ってあげる。」

何度も何度も言うものだから

「そんなに言うのならいいよ。代わってあげる」

面白半分、私はその少女に言った。

すると、私は椅子から落ち、頭を打ち、気絶した。

入れ替わる私達→



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作者名:あずま | 作成日時:2018年11月7日 21時

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