【短編集】助けて...

紺(真代家コンプレックス) ページ13

※紺とAは双子。いや、三つ子？

夜中、私は1人リビングにいる。
潤兄や夏姉達は眠った。
私は夏姉と部屋が一緒、だから寝るときも一緒。だから部屋で出来ない事がある。

自傷行為
だからと言って切ったり、絞めてる訳ではないよ？
薬、意味も無く何粒のも薬をジュースなどで飲んでいる。これも自傷行為の一つだと昔誰かから聞いた



誰も居ないことを確認して、いざ飲もうとしたら...


「A何してんの？」

『こ、紺...ちょっと風邪気味だから薬飲もうとしてるの』

「ふーん...A嘘下手だね」

『へ？』

「普通そんな10粒以上飲まないし...後...毎日飲んでるでしょ...それ...」

！？ば、ばれてたの？

「いつも、夜中になると物音がするから見たら...Aが今みたいな行動してるから...ねぇ、Aはそれを自傷行為の一つってわかるでしょう...？」

『・・・』

「クラスの奴らが最近Aが元気ないって聞いたから...えっと...その..お、俺で良ければ...話..聞く...」

『ありがとう...この事、潤兄達にも言うの？』

「それはAが決めるべきだと思う...兄貴達に話すなら俺も手伝うよ」

『ありがとう...』


次の日、潤兄達に話したらもの凄く心配されました(汗)
でももう自傷行為はしなくなりました

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