久堂清霞（わたしの幸せな結婚） ページ6
私は久堂家に仕える彩羅家の娘の1人。
彩羅家は昔から久堂家を守り仕える。そう母に教えられた。
私は清霞様に仕えている。清霞様は容姿だけではなく異能も最高峰で対異能特務課でも清霞様のご自宅でも一緒の私は周りの女性からは良くは思われない存在。
＜どうしてあんな子が仕えてるのよ＞
＜大した異能でもないのに＞
＜久堂様が可哀想だわ＞
＜そんな異能でよく仕えれるわね＞
＜婚約者迎えたらしいわよ。もう要らない者ね。＞
無能なくせに…。
そう言えたらなと思う私はきっと人として終わっているであろう。
清霞様は美世様が来られてから変わられた。
とても冷酷無慈悲と噂されてる人とは思えない。
美世様の前では表情が絶妙だが変わっている、それを見ていて最初は私も面白かった。
だけど…いつしか私はもういらない存在なのではと思うようになってた。
『私はもう要らないものなのでしょうか…』
「何を言っている。」
『清霞様…』
「言いたいことは山ほどあるが、まずはその腕を治療するぞ。」
『いえ…大丈夫です後で自分で』
「私がやりたいだけだ。」
清霞様が私の腕のたくさんの切り傷を手当してくれている…こんな姿親に見られたら彩羅家として幻滅されてしまうだろうか。
「これは誰かにやられたものか。」
『…』
「では自分でやったものか。」
『…ｯ』
「はぁ…そうか。すまなかった。」
『なぜ清霞様が謝るのですか』
「実は隊員達から聞いていたんだ。最近Aが元気ないとか町中では女性たちが陰口を言っておりそれをAが聞いていた。とかな。」
『…私はもう要らないのでしょうか。私は清霞様を守る者で、清霞様にも護るべき方ができました。私はもう…』
不要ですか。
「…何を言っている。確かに私は異能があり、美世のお、夫だ…だが俺にだって窮地に晒される時もある。その時はAが守ってくれないと私は判断が鈍ってしまう。だから、Aこれからも私と…美世を守ってはくれぬか。」
『…ｯ主の名であればわたしはｯお守り致します…！』
たくさん傷があった腕には包帯が巻かれていた。
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野良猫(プロフ) - 凪さん» 1年前から更新が止まってるお話を見つけてくださりありがとうございます。価値観は人それぞれ、私はそう思っています。つまり、作品を見つけてくれて私に向けてじゃなくてもコメントしてくださりありがとうございます！ (4月3日 20時) (
レス) id: d191dc6af0 (このIDを非表示/違反報告)
凪 - メンヘラ激退者さんに言いたかったことです↓ (4月3日 20時) (レス) id: 845e680a15 (このIDを非表示/違反報告)
凪 - 人の辛さを軽々しく考えて判断しないでください (4月3日 20時) (レス) id: 845e680a15 (このIDを非表示/違反報告)
メンヘラ撃退者 - 自傷を軽々しく扱わないでください (2022年12月14日 13時) (レス) @page5 id: 09fa34eb4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：野良猫 | 作成日時：2021年1月14日 22時
