コナンside ページ9
入り口のドアにくっついてる女の子は白髪で緋色の目に右目は眼帯をしていた
フード付きのカーディアンを握りしめ店内に入ってきた
人見知りなのか女の子は翔也さんの後ろにすぐ隠れてしまった
すると翔也さんは何かを思いついた
｢それじゃあこの子の名前を当ててください。｣
翔也さんは女の子を抱いて見せてきた
｢は！？何でだよ！！｣
｢この子はヴィオラの秘蔵っ子です。だから本人てまあるヴィオラのアナタならこの子の
名前くらい分かりますよね？1、マシロ ２、ユキ。どれがこの子の名前ですか？｣
｢…………っ。｣
ヴィオラ？さんは悩んでいた
どれも、あの女の子の容姿に連想している名前だから
｢分かった！２のユキだ！！｣
｢はい残念です。ユキではありません。｣
翔也さんはいい笑顔で即答した
｢分かった！1のマシロだろ！！絶対そうだ！！｣
｢それもハズレです。｣
｢あぁ！？卑怯だろ！！選択の中に無ェって！！｣
｢どこが？選択の中に名前が無かった時点で言わなかったあなたは偽物だと証明しました。｣
｢…………っ！！じゃあ、そのガキの名前はなんだよ！！｣
ヴィオラさんはギリリリと歯を食いしばり翔也さんを睨みつけた
｢……ダディじゃない。｣
｢あぁ！？｣
｢ダディは……そんなに怒鳴らない。……だからダディじゃない。｣
女の子はそんなヴィオラ？さんを見て瞳が潤んで怖がっていた
すると横にいたヴァイオレットさんがため息を吐いた
｢もう十分だろ？偽物。とっとと認めろ。｣
｢うるせぇ！！部外者は引っ込んでろ！！｣
ヴィオラ？さんはヴァイオレットさんに向かって殴りかかるが
ヴァイオレットさんはそれをヒラリと躱す
｢なっ！！｣
｢パンチの威力もスピードもお子様以下だ。鍛えてから出直してこい。ks｣
すると、女の子がヴァイオレットさんの方へ向かって走っていき
ジーッと見つめ“ダディ！”と笑顔で言う
みんなギョっとしながら見た
｢やれやれ……。ユリには敵わないな。｣
微笑みながら女の子を抱き上げた
｢え？ちょ……え？｣
｢ｸｯｸｯｸ。俺が本物のヴィオラだ。｣
｢｢｢ええええええええええええええええええええええええええええ！！！！？？？｣｣｣
｢だ、だってそんな素振り見せてないじゃない！！｣
｢当たり前だ。わざとそういう素振りを見せなかったんだ。｣
そう言うヴァイオレットさんもといヴィオラさん
ダディ！と嬉しそうに呼ぶユリちゃんを優しく撫でていた
終了
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