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ーーNJ sideーー
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…
NJ「おかしいなぁ」
インターホンを何度押してもなんの音沙汰もない。
返しそびれた資料をせっかく家まで持ってきたのに。
…いやまてよ、この部屋であってるのか?
確認のためにスマホを取り出そうとポケットを漁る。
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NJ「…しまった」
これで2度目だぞキムナムジュン。
夜になって気づくというのもおかしな話である。
…仕方ない。ノックして入るとするか
壊さない程度に。
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ーー カンカンッ
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NJ「僕です。電気がついてるってことは、いるんですよね?」
…
ノックが小さすぎたか。
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ーー コツコツッ
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無反応をきめこむ気なのか?そうなんですか?
ええい、開けてしまおうじゃないか
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NJ「すみません、入りm」
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YG「…」
『///』
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僕は目を見張った。
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ハルさんの首筋に手を添え、もう片方の袖元をハルさんが掴んでいる。
何より、今にも接吻しそうな雰囲気ではないか。
それが、僕の声を聞いて固まって
ゆっくりと振り向いた。
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流石の僕でもわかる。
これは明らかにバッドタイミングだ。
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YG「…何の用だよ」
NJ「…あ、いやこの資料を返しそびれてまして。」
NJ「インターホンが壊れてたものですから…」
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僕に歩み寄ると、何事も無かったかのようにファイルを受け取って机に置く。
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NJ「そ、それでは僕はこれで」
YG「わざわざわりーな」
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てっきり怒ったかと思ったが、意外にも勝手に来た僕に礼を言うから
もしかしたら僕が見たのは幻だったのだろうかと思う。いや、そう思いたい。
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バタンとドアが閉まると、
何故か僕が急に恥ずかしくなった。
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ユナ(プロフ) - 更新はもうないのでしょうか( ; ; )すごく好きなお話なので、ずっと待ってます! (10月11日 22時) (レス) id: 35a7e6a2a4 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - このお話すごく好きです、、、更新楽しみにしてます!! (2022年2月13日 23時) (レス) @page17 id: 35a7e6a2a4 (このIDを非表示/違反報告)
楽(プロフ) - めっちゃ面白いデスっ!!この小説のユンギさん好きです笑 更新頑張ってください!! (2018年2月12日 6時) (レス) id: 816d578c54 (このIDを非表示/違反報告)
小籠包(プロフ) - 楽しみの1つが終わってしまったーと思っていたところに第二弾!ユンギさんが急に大人しく素直になってるのにキュンキュンしてます。 (2018年1月22日 11時) (レス) id: 9781bb944f (このIDを非表示/違反報告)
そぬ(プロフ) - mintさん» いやぁ嬉しいです!もっとさせられるように頑張ります!( ゚∀ ゚) (2018年1月21日 16時) (レス) id: 71434bc9bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そぬ x他1人 | 作成日時:2018年1月19日 0時