サセンvsアイドル 【JK】

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JK「はい。いただきます」








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なんかサービスされたウインナーを口に放り込んで、野菜たっぷりのスープが喉へ染み渡る。









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…









全く






サセンってやつは、

俺の好みの味まで知り尽くしてるんだろうか？









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前から悔しいけど、美味いんだよな。







食事中にそんなにじろじろ見られるのは気持ちいいもんではないけども。









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『…うまぁい』









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正直な感想を言っただけなのにこいつ…









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『うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁㅠㅠグクゥゥゥㅠㅠ』









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こりゃさすがに焦るよな。泣くなよ笑笑



この上なくオーバーリアクション上手いなこいつ









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『ああああかわいいㅠㅠㅠㅠあぁかわいいㅠㅠもう1回言いたいかわいいㅠㅠㅠㅠ』









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何かわめきながら俺の腕にくっついてくる。









…触るなって言ったのに全然守らねぇな？


堂々と、守らねぇな？









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『…うぉ？！また抱きついてたごめん！！！このっ！この腕！！メッ！！』









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急に我に返って自分の腕を殴りながらキッチンの隅っこに消えていった。









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ま、わかってるなら大目に見てやってもいい。



次した時に閉め出すまでだ。









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ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ






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『いってらっしゃーい！！！』









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騒がしい見送りに、しっかり言いつけをして家を出た。





これから事務所へ向かう。









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JK「…」









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JK「…」









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あぁ…なんだよ






なんか、騒がしいのがいなくなったせいで
逆になんか…なんか…









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JK「…え、笑 嘘だろ俺、ちょっと寂しいとか思った？思ってねぇよな？笑」









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ただちょっと耳がシーンとしてるだけだから。








うるさい所から静かなところへ行ったというだけ。









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はやくヒョン達に会いたい。









電話しよっかな。









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JK「……あれっ？」









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無い








ｰｰｰｰｰ

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