さんじゅうさんこ ページ35
る「ってことがあったんです…でも、僕はもう大丈夫ですよ！」
るぅとくん…
「本当に大丈夫な人は、大丈夫って言わないよ？」
あなたは辛い思いをしてきたんだね
大丈夫…私が助けるよ
「私の話も聞いて欲しいです…そろそろ最終下校時刻なので歩きながら話しても良いですか？」
る「もちろんです！」
それから全てを話した
莉犬くんに話したことを
るぅとくんにも同じように話した
るぅとくんは、時々辛そうな顔をしていた
る「僕に…話してくれてありがとございます。僕だけが辛い思いをしていたわけじゃないと知って良かったです！」
無理して笑っている
違う
私が見たいのはその笑顔じゃない
「ねぇ、るぅとくん！中学の時の、断片的に聞こえたあの会話…なんて言ってたか知りたくない？」
る「え？どういうことですか？」
？「瑠衣くん！」
おっ！
時間ピッタリだね
私はここでスッと抜けた
抜けたことに二人は気づいていないみたいだけど…
影から二人を観察開始！
〜るぅと〜
る「悠人くん…どうして？」
中学のときのトラウマがなぜここにいるの？
悠「瑠衣くんに話したいことがあったから！まず…誤解させるようなことを言ってごめんなさいっ！」
そういうと深く頭を下げた
誤解？僕が聞いたあの言葉を誤解？
る「…とりあえず、あそこのベンチに座りましょう」
二人で並んでベンチに座る
悠人くんは少し大人っぽくなった
悠「瑠衣くんはあの時学校にいたの？その…」
る「僕が悠人くん達を避ける前の日のことですか？」
もしそうだったら、答えはYesだ
悠「そう…あの時本当は…」
と言ってたカバンから何かを取り出し
それを僕に渡した
る「これって？」
悠「開けてみて」
綺麗な包み紙の中には僕の大好きな
ピカ◯ュウのぬいぐるみが入っていた
悠「ほんとは、あの時…」
ー回想
友1「瑠衣は俺らが困ったらなんでもしてくれるよなー」
友2「そうだよなー！瑠衣にはストレスなんじゃない？なー、悠人ー」
悠「瑠衣くんが金曜日だけは一緒に帰れないのを利用しよう！」
友1「えっ？なんの話？」
悠「おいおい、お前らーそれでも瑠衣くんの友達か？来週は瑠衣くんの誕生日だろー？瑠衣くんの大好きピカ◯ュウのぬいぐるみを買って驚かせよーぜ！」
ラッキーアイテム
デニムタイトスカート
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早絢 - めちゃめちゃ面白いです！続編楽しみに待っています。 (2022年8月5日 7時) (
レス) id: e9c6b22a28 (このIDを非表示/違反報告)
藤雪(プロフ) - 面白かったです！！続編押したらページが見つかりませんって出てくるんですけど…。続編待ってますね！ (2020年8月17日 18時) (レス) id: 08c5f26fea (このIDを非表示/違反報告)
餅 - 続編気になる、待ってます！ (2020年4月15日 19時) (レス) id: 13b4d5e0c5 (このIDを非表示/違反報告)
カフェオレ - 続編が気になる、けど名前いわれて ドキッとしたのは何でだろ・・・(女) (2019年9月15日 20時) (レス) id: eb027a0605 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ - 続編がなかったです。作っている途中かな？ (2019年8月10日 19時) (レス) id: c9d135930e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：@りんごさん | 作成日時：2018年8月28日 3時
