いちご王子様達をお助けしたら…？

にじゅうななこ ページ29

莉「るぅとくん！Aちゃんは大丈夫だよ！俺のこともずっと秘密にしてくれてるし…ね？Aちゃん！」

「うんっ！私、ママにもパパにも口は堅いねって言われてるぐらいだから！誰にも言わないよ！」

書き込んでも得しないしね！

得なことがあっても書き込みは絶対にしないけどね！

る「莉犬くんがそんなに言うなら信じます…姫木さん、実は…折り入って話があるんです。二人だけで…今は時間大丈夫ですか？」

折り入って話？

なんだろ？

さとみくんの事だったら嬉しい…

なんてね

莉「えっ！二人だけで⁉お、俺は？居たらいけないの？」

あっ

たしかに二人だけって結構緊張するんだけど…

私的にも莉犬くんが近くにいてくれたら楽かも…

る「ごめんなさい…姫木さんと二人で話したいんです」

うー…めっちゃ真剣な顔してるな…

「莉犬くん！すぐ戻ってくるから！教室で待っててくれる？」


と言うと

ほっぺを膨らませて、不機嫌そうに

莉「…待ってるから、早く戻ってきてね？」

と言った

もちろん、早く戻ってくるよ

るぅとくんの話によるけどね笑

莉犬くんは本当に犬みたいだな

莉「(二人きりにさせたくない、なんて言えないよね…)」

る「…‼ありがとうございます‼では、あの空き教室に…」

と言われたので二人で向かうことに


るぅとくんは莉犬くんとは違って前髪が長いとか、メガネかけてるとかしてないんだな

るぅとくんは過去にトラウマとかない感じなのかな？


in空き教室

空き教室に二人きり

なんだか少女漫画みたいな展開だな

不覚にもドキドキする

る「えっと…まず、先に謝らせてもらいます！ごめんなさいっ！」

急に頭を下げられた

え？エ？絵？

待って状況が掴めない…

るぅとくん私に何かしたの⁉

ぎゃ、逆に怖いよー！

やっぱり莉犬くんにも無理いって付いてきてもらった方が良かったかな…

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