三十一話 ページ33
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乱くんと信濃くんの説明を要約すると、借り物競争に出る人が多かったので二つに分けた、不正は禁止！との事だった。
乱『流石に不正をする人がいると思わないけど、一応言っておくね！』
と笑顔で言った乱くんの言葉を裏切る人は居ないだろう。
裏切った人は一期さんからのお覚悟が飛んでくるか、薬研くんに柄まで通されるか、粟田口一同からフルボッコに会うだろうな...
そう思いながら粟田口が裏切った人をフルボッコにしている情景を思い浮かべていると、肩をとんとんと軽く叩かれた。
突然のことに驚きながら、叩かれた方を見ると頬に違和感が。
「...骨喰くん？」
そう言いながら、私の頬をぷにぷにと触っている骨喰くんに疑問の目を向けると、骨喰くんは静かに口を開いた。
骨喰「...張り詰めた表情をしていた。」
そう言い、私の頬を未だに触り続ける骨喰くん。
骨喰「...笑顔の方が、山姥切に似合っていると思う。」
だから、そんな思い詰めた表情をしないでくれ。
そう言い、骨喰くんは眉をひそめ困った顔をしながら私の頬から手を離した。
「骨喰くん...」
...私の表情ひとつでこの子がこんなにも悲しい表情をするんだ...
...フルボッコ粟田口の事を考えてたなんて言えないな...
ごめんよ...と思いながら骨喰くんを安心させるため口を開こうとすると、後ろから覆うように被せられ重みが伝わってきた。
鯰尾「兄弟に先に言われちゃったけど、俺もそう思ってたんですよ！」
そう言い、私にかける体重を重くする鯰尾くん。
「そうなんだね...鯰尾くん、重いよ。」
鯰尾「えーっ、そこは“ありがとう”じゃないんですか？」
そう言って笑って私の方から鯰尾くん。
私もそう思ってたんだけどね...
以外と鯰尾くん重かったんだよ...
別に体重のことではないからね？
そう心の中で言い訳がましいことを考えながら骨喰くんと鯰尾くんを安心させるため微笑む。
ついでに頭も撫でようかな、と考えていた時、信濃くんが話し始めた。
信濃『第一群の人、準備は出来た？
それじゃあ、第一群借り物競争を行います！
よーい！』
そう言うと、耳栓をつけサングラスをかけている薬研くんの指先に力が入り、大きな音が響いた。
薬研くん...なぜサングラスをかけているんだ？と思いながら第三レーンを走っている切国くんに目を向けた。
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みほ(プロフ) - 柚々々澤さん» てぇてぇ気持ちになって頂けて良かったです…！最後までお付き合いありがとうございました！ (2021年8月2日 7時) (
レス) id: 2712d1091d (このIDを非表示/違反報告)
柚々々澤(プロフ) - とっってもてぇてぇでした…。素敵な作品をありがとうございます…！！更新お疲れ様でした！ (2021年8月1日 15時) (レス) id: 178133bf5a (このIDを非表示/違反報告)
みほ(プロフ) - 青葉さん» ありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです！！最後までご閲覧ありがとうございました！ (2021年8月1日 8時) (レス) id: 2712d1091d (このIDを非表示/違反報告)
青葉(プロフ) - 更新お疲れ様でした。とても素敵な作品をありがとうございました！ (2021年7月31日 13時) (レス) id: d8f38b547d (このIDを非表示/違反報告)
みほ(プロフ) - 花の都さん» コメント遅くなって申し訳ありません...！！思いついたものを即興で書いているのでごちゃごちゃしているところがあるかもしれませんが、これからも頑張ります...！！ (2021年4月1日 14時) (レス) id: 2712d1091d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みほ | 作成日時：2019年4月20日 11時
