【おそ松さん】隣の一松くん (ページ8)

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八話ページ8

恋バナを始めた一松くん

「トト子ちゃん、すごく可愛いんだ」

顔を赤くして、トト子ちゃんについて話す。

「それでね、他の兄弟も皆のことが好きなんだ」

一松くんはすごく嬉しそう。

「へー、そうなんだ～」

笑顔で一松くんの話を聞いているけれど

胸は痛い。

「頑張ってね、一松くん」

「うん、ありがと…」

どうしてこんなにも胸が痛いのか。

「わかんないや。」

「………？何が」

「え！何もない！」

声に出てたのか、恥ずかしい。

「もう、帰ろう………」

荷物を持って、教室のドアに手をかけた

瞬間、目の前のドアがいきなり開き

その向こうには

「げ、おそ松兄さんたち……」

「やっほー、一松」

赤や青など、様々な色のパーカーを着た人達が

「え、え、え……一松くんがたくさんいるよ!!」

私はすぐさま一松くんに抱きつく。

一松くんがたくさんいて怖い

「ちょ、A……！」

「一松くんが死んじゃうよぉ……ドッペルゲンガー‼」

「さっきから何言ってんのかわかんないよ、A！」

「一松くんがぁ………」

頭の中はパニック状態。

「一松くんが…」

「いや、彼奴ら俺の兄弟」

「…………え？」

一松くんの兄弟？