十九話 ページ19
「じゃあ、教室に戻ろうか」
そう言うと、一松くんは私の手を引いて
「サボろう。」
と、一言。
「え?どういうこと?」
「そのまんまの意味。」
今日は一松くんと居れるってこと?
それなら
「うん、サボろう‼」
「………っ…」
一松くんは少しだけ頬を赤く染めている。
………もしかして、一松くんは
私の事が好き?
いや、ないない。だって一松くんはトト子ちゃんが好き。
だからあり得ないんだよ。
「私、今日はあまり寝てないの。だから少しだけ寝るね」
気を紛らすため、寝ることにした。
「おやすみ、一松くん」
そう呟いて目を瞑った。
「…おやすみ。」
その言葉を聞いて、私は眠りについた。
「本当、調子狂う。」
俺はAが眠った後、Aの髪を弄りながら呟いた。
Aの笑顔を見ていたら、他の奴に見せたくないと思ってしまう。
というか……
おそ松兄さん
あの人は、恐らくAが好きだ。
前まではトト子ちゃんトト子ちゃんだったのに。
今では家でもAの話。
もしかしたらAを取られるかもしれない。
そう考えると、胸が苦しくなった。
───
久しぶりに来てみたら評価が……
お気に入りも増えててビックリです。
ありがとうございます!
話は変わり、今、新作を作ろうか悩んでます。
古い作品は消していこうかな〜と思いまして。
作るとしても一松の宗教かな……
それか十四松を……
十四松の中の人が好きすぎて…
15人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みずき@佐香智久くんlove | 作成日時:2016年8月4日 21時