【おそ松さん】隣の一松くん (ページ14)

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十四話ページ14

皆と楽しく話していたら

「皆ー！」

後ろから声が聞こえてきた。

「あ、トト子ちゃーん！」

六つ子が叫ぶ。

そして、私から離れていく。

おそ兄を除いて。

「……彼奴らほっておいて学校行こう。」

私の手を引いて歩き出す。

「………うん！」

トト子ちゃんか………

美人だなぁ。

さすが、皆が好きになった子。

「……おそ兄。」

「ん？」

「どうして、私と一緒に？トト子ちゃんのこと、好きなんでしょう？」

だけど、おそ兄は

どうして私と居てくれるのだろう。

それが不思議で。

でも、トト子ちゃんに勝った気がして。

「俺は、Aといたい。」

その言葉に、少しきゅんとした。

でも

一松くんに言われたかったかな。

「そっか。」

ありがと。

と、付け足すとおそ兄の顔が赤くなったような気がした。