悪い大人 ページ36
姫野side
私は、今見てはいけないものを見ていると思います。
ももちゃん家に相談があって来たんだけど、
"いきなり"来たことをリビングのドアを少し開けて
"いきなり"後悔しました。
『…やだ、今日は何もしないって、言った、、』
深澤「えー？俺そんな事言ったー？わら」
ソファーに腰掛けるふっかさんの上に向かい合わせで座るももちゃん…。
なんかすっごい大人の雰囲気…。声かけづらい……
扉の前で帰ろうかどうしようか迷ってると聞こえてきたのは初めて聞くももちゃんの甘い声。
『…っ、あっ、、たつや、くん、…だ、め、』
深澤「これはだめ？じゃあコレは？わら」
ふっかさんがももちゃんのスカートに手を入れると
その途端悶えだすももちゃん。
……こ、これって、な、なにしてるの？？
見てはいけないと思うものの初めて見る光景に目が離せない…。
深澤「もも、なあに口尖らせてんの？」
『…っ、ん、いじ、わる、、』
深澤「そうだね。俺意地悪だから言わなきゃしてやらないよ？」
『……たつや、くん、ちゅー、』
……ちゅ、ちゅー！？ってあの、えぇ！？
なんで、あんなとろけた声でる、の、？
そのまま夢中になって見てると…
……え？
ふっかさんと、目が合って…る…？
私を見て少し驚いた顔をした後ニヤっと笑ったふっかさんは、そのまま気にも止めずももちゃんに口付ける。
……私と目を合わせたまま。
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作者名：くまくん
| 作成日時：2021年3月31日 21時
