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父との再会(アニポケ) ページ35

再会したのは白の遺跡。

兄であるNを救うため、

霧を纏って説得を試みるも失敗に終わり、
女神の2人は囚われた。

そしてAはライトストーンから目覚め、

操り人形と化したレシラムを連れた父に囚われていた。

ゲ「探しましたよ、A…

やっと、ワタクシの元に帰ってきましたね。」

その声は穏やかで、抱きしめる腕は優しかった。

貴「……」

デン「Aさん!行っちゃダメだ!!」
アイ「Aさん!!」
N「A…?」

ゲ「!!」

デント、アイリス、NにAの表情は
見えないが、ゲーチスの表情は驚いていた。

微笑みを浮かべているのである。

何を齎しても表情も心境も変わらなかったAが…

貴「…おかえりなさい、お父様。」

確かな感情を宿したAの瞳と、
ゲーチスの瞳が交差する。

デン「お父様だって…!?」
アイ「嘘っ!」

Aの言葉に、デントやアイリスも驚いた。

貴「2人は私のユウジンです。」

ゲ「知り合いだったのですか…

ならば、父として挨拶はしないとですね…

私の名はゲーチス、プラズマ団のゲーチスです。

そしてこの子はA、

A・ハルモニア・グロピウス…

…ワタクシの娘です。」

ゲーチスの言葉に驚く3人に、Aが振り向く。

その微笑みは慈愛と諦観に満ちていた。

無機的拒絶(アニポケ)→←パンドラの記憶(アニポケ)※暗いので注意!



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作者名:イヴ | 作成日時:2024年3月7日 12時

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