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不吉な予兆(USUM・RR団編) ページ2
ゲーチスが掌握したイッシュ───
それはヒトから全てのポケモンが解放され、真実を理想で塗りあげた世界となった。
しかし、その世界を見ても尚Aの心はかつての色彩を取り戻すことは叶わなかった。
そんな世界の頂点で、玉座に座っている少女、
Aの手には割れた翡翠が握られていた。
貴「……」
前触れもなく突然割れた翡翠をゲーチスに見せた時、
「不吉な…」とAを部屋から出し、常に傍に置くようにした。
翡翠の石言葉は、「平和」…
それが壊される何かが始まろうとしていている。
そう察知したゲーチスは、とにかくAだけでも守り抜こうとしていた。
突如城の中心に現れたワープホールのようなもの。
貴「……」
そのホールから伸ばされた手は真っ直ぐAに伸ばされる。
平和が、破られる──
拒む事を知らぬAは、されるがままホールに引き込まれる。
ゲ「Aっ!!!!!」
なりふり構わず走り、慌てた様子で手を伸ばす父の姿を最後に、世界は白く包まれた。
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作者名:イヴ | 作成日時:2024年3月7日 12時