検索窓
今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:13,057 hit

すごくいい夢 ページ5

凄くいい夢を見た


奏汰が僕を愛してくれる夢


奏汰が僕を抱きしめてくれる夢


僕をギュッてして

チュッと口付けて

サラって頭を撫でてくれる


そんな夢だった


凄くいい夢だったけど

それはいきなり吸い込まれて消えた

意識が遠のいて、別の場面に移った


僕がいたのはどこかの部屋

ちょっと暗くて、何故か壁に手錠とかがたくさんぶらさがってる

僕はその中の一つの手錠を付けられて

ベッドにバンザイの形で拘束されてた

足も閉じられないように広げられたまま拘束されてた

凄く怖いはずなのに
普通なら怖いはずなのに

全然怖くなくて、むしろ興奮してた

何でこんなに興奮してたのか

それは寝転がる僕の傍に来た人によってわかった


「…流歌…」

「そう……た…?んぁ!?」

「好きだ、これからは、俺のものだから」


奏汰が暗闇の中から現れ、僕の体を触り始め

それにより興奮している理由がわかった


僕、奏汰に縛られて…拘束されて…喜んでるの…?

あぁ、奏汰がこんなに近くにいる…

奏汰が、僕の体を触ってる

嬉しい、嬉しい嬉しい嬉しい嬉しい嬉しい

……幸せ……





奏汰が僕の近くにいるなら

こんなに至近距離にいるのなら

奏汰が触ってくれてるなら

この夢が覚めて欲しくない

そう思ったときだった



ピピピピッピピピピピピッ



「…っ…奏汰!!!」


目覚まし時計によって目覚めさせられる

僕を起こした目覚まし時計に怒ってそれを投げる


「…奏汰が僕の近くにいたのに…奏汰が僕に触れてたのに…!!!僕だけのものに、僕は奏汰のものになってたのに……!!っバカ!!」


目覚まし時計をこんなにも恨んだのは初めてだよ


僕は今日の夢で改めて思った


「奏汰の…ものになりたい…奏汰を…









僕だけのものにしたい」

褒められたいから→←伝えるだけじゃ足りない



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (24 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
15人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆーた | 作成日時:2016年12月31日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。