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「おいｯ！どこ行かせるつもりやねんｯ！！離せや！」
「そんな強く引っ張らんといて！！」
各々なにか言っているが全員乱暴にトラックに入れられた。
「…取り乱しましたがこれで彼らは貴女のものです。
煮るなら焼くなり好きに扱ってください。物なので」
『…』
では、と家路に着く。
スマホを見るとあっという間に17時になっていた。
どんだけ長居したんだ
今日は濃くて短い大変な1日だったなぁと思いながら車を走らせた。
・
家に着き車を停め荷台の方へ歩いていく。
固く閉められた扉を開けた。
『あの…家に着きましたよ…』
「…」
全員ガン無視だ、
『…えっとー、名前だけでも…』
「悪いけど俺らはお前の言いなりにならへんし名前も言う義理ちゃうわ」
「おいトントン！！」
いや名前…
『…と、取り敢えずそれ外しましょうか、？』
私は目隠しを指差した。
「は？」
「何外すって？」
『あ、だからそれを…』
のところで口を摘んだ。目隠しなんだからそれって言っても分からないから
『取り敢えず目隠しを…不安になるかなと思いまして』
「それで近づいて殴るつもりなんやろ、見え透いた嘘ついたんちゃうぞ』
『…、』
今まで何をされてきたんだろう
どんな非道なことをされてきたの？
「…じゃあ取ってもらおか」
私を試すようにこちらは近づいてきたのは茶髪で少し汚れたと言っては悪いが緑の服を着てる彼。
前々から気にしていたが彼が一番痣が多い
取って少しでも警戒が解けるならありがたい
固く付けられていた目隠しを取る。
そして彼をみると緑の美しい瞳をしている
『こんな綺麗な緑をどうして隠してるの？』
「は？」
私が思ったことを述べると彼はというより全員がどよめきを起こした。
「綺麗なわけないやろ、よく見てみこの汚い目を」
確かに彼の瞳は濁ってる。
この世界全てに絶望しているように、でも
『その濁りを私が取りたい。貴方は綺麗です。』
「…っ、」
『他の人の目隠し取ってくれますか？
私がやると警戒されちゃうから。』
そうして彼のガチガチに固い手を縛っている縄を解いた。
「はい。」
いつのまにか敬語になっていた彼は私とは違い手際よく全員分の目隠し、拘束を外した。
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りす(プロフ) - 好きです〜！wrwrdのみんなと夢主ちゃんには幸せになってほしいです！頑張ってください〜！応援しています！ (9月13日 8時) (
レス) @page31 id: 6cf6d64f42 (このIDを非表示/違反報告)
まる麺 - 面白いです！これからも無理のないように更新頑張ってください！ (8月31日 23時) (レス) @page30 id: 81fa0833c9 (このIDを非表示/違反報告)
ぬぬか - 好みだぁ…………………！ (7月29日 15時) (レス) id: 6a6324a65b (このIDを非表示/違反報告)
烏丸 - 一気読みしました！面白いしそれぞれの過去がもう…(泣)応援してます！！ (5月22日 22時) (レス) @page27 id: 144a6ab78e (このIDを非表示/違反報告)
ましゅまろぉ(プロフ) - 更新ありがとうございますーー！！！ (5月20日 11時) (レス) @page27 id: f13e73b476 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつき | 作者ホームページ：作品の温度差で読者様に風邪を惹かせる
作成日時：2022年11月23日 16時
