夜中の書庫で アルミン ページ1
夜 12時頃
A「書庫… 書庫… 書庫… この部屋かな」
＞＞ドアを開けるA
A「失礼しまーす…」
A「あれ…電気…ついてる…」
＞＞ギィ ギィ ギィ 床が軋む音
A「薄暗くて 怖い…なぁ…」
＞＞カタンッ
A「わぁ！！！！！！！！」
アルミン「わぁ！！！！！！！」
A「び…びっくりした…アルミンか…」
アルミン「やぁ…A」
A「何してるの…？」
アルミン「ちょっと気になることがあって
本を探してたんだ。
ごめんね、驚かすつもりはなかったんだけど…
Aはこんな時間に何で書庫へ？」
A「ハンジさんに急ぎで
ある本を探してほしいって頼まれてて。
いろんなとこ探したけど見つからなくてね…
書庫にあるんじゃないかってモブリットさんが」
アルミン「そうなんだ。どんな本？」
A「過去にフレイアっていう兵士が書いた日記なんだって。表紙は赤色」
アルミン「僕も探してあげるよ。」
A「いいの？ありがとう。アルミン」
アルミン「…！あった」
アルミン「…多分これじゃないかな。赤色の表紙で
裏にはフレイア・ダイナって書いてあるよ」
A「きっとこれだよ！！！
ありがとうアルミン！！」
＞＞月明かりに照らされるA
アルミン「綺麗…」
A「ん？」
＞＞ガタッ 上の方にある本が倒れる音
アルミン「？」
アルミン「…！！A！！危ない！！」
＞＞上の本が崩れ落ちる
A「！！！」
＞＞Aの上に覆いかぶさって守るアルミン
アルミン「い…った…」
A「アルミン…！！」
アルミン「A！！…ケガはない？」
＞＞アルミンが覆いかぶさっている状態
A「大丈夫…アルミンこそ…大丈夫？」
アルミン「僕は平気だよ…
良かったAに怪我がなくて」
＞＞顔が近いのに気がついて
慌てて離れるアルミン
アルミン「…あ！！ご…ごめん！！！」
＞＞赤面しながら本で顔を隠すアルミン
A「う…うん。大丈夫」
アルミン「は…はい…これ…探してた本…」
A「何から何まで助かったよ
ありがとね アルミン」
アルミン「また…」
A「…？」
アルミン「また…本のことで困ったら
僕に…頼ってほしいな。」
A「うん ありがとう」
アルミン「おやすみ A」
続く
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作者名：瀬奈 | 作成日時：2021年3月1日 21時
