検索窓
今日:4 hit、昨日:5 hit、合計:172,049 hit

与謝野先生 ページ10

探偵社の屋上に降り立ち、超特急で階段を駆け下り4階へ。

探偵社のドアの前まで来て、両手がふさがっていることに気がつく。

「誰か!誰かドア開けてください!」

僕の声に気付いてくれた誰かがドアを開けてくれる。

「おや、A─────」

「与謝野先生!」

それは、運のいいことに与謝野先生だった。

先生は私が抱いているナオを見ると顔をこわばらせる。

「話は後!とにかくナオを医務室へ!」

与謝野先生は頷き、走って医務室に行き準備をしてくれる。

僕は医務室のベッドにナオを寝かせると先生に言った。

「僕は潤たちの援護に。ナオをお願いします」

「ああ。気をつけて行っといで」

医務室を出かけたところでふと気づく。

「そう言えば太宰さんは?」

「さあ?そう言えばいないねえ。国木田くんもいないし、そっちが片付いたら探してくれると助かる」

「わかりました」

僕はまた屋上に上がり、異能力を使って元の場所まで戻る。

早くしないと、潤と敦くんは─────。



彼らがいる場所を囲むビルの一つ。

その屋上に、見覚えのある砂色の布がはためいていた。

そしてそれは下へ落ちていく。

全くあの人は…。

僕はそんなことを思いながら、彼の後を追うように飛び降りた。

姉と弟→←罠


ラッキーキャラ

宮沢賢治


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (98 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
238人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

風鈴(プロフ) - ドルチェさん» ありがとうございます!これからまた1日1話更新を心がけていきたいと思いますのでよろしくお願いします! (2016年6月1日 21時) (レス) id: 03566c106c (このIDを非表示/違反報告)
ドルチェ - 交信お疲れ様です! やっぱりいいですねぇ、流石です!!次も頑張って下さい!応援してます! (2016年6月1日 6時) (携帯から) (レス) id: 4b2aa12345 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - ドルチェさん» ありがとうございます!アンケートが終わりましたらまた書き始めますのでよろしくお願いします! (2016年5月27日 7時) (レス) id: 03566c106c (このIDを非表示/違反報告)
ドルチェ - 初めまして!!ドルチェと言います。 黒き舞姫、拝見させてもらってます。 私は中也さんと芥川さん圧しです!! これからも頑張って下さい! 応援してます!! (2016年5月27日 6時) (携帯から) (レス) id: 4b2aa12345 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - オルカさん» ありがとうございます!これからも頑張ります! (2016年5月25日 20時) (レス) id: 03566c106c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:風鈴 x他1人 | 作成日時:2016年5月10日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。