【ちょっと番外編】呼び方 ページ24
☆NO side
Aが春雨にやってきた日の夜。神威と高杉は2人で酒を飲んでいた。
Aはすでに夢の中。
春雨第七師団の船は宇宙空間にいる。
高杉は万斉に『今日はこっちに泊まる』と連絡を入れ、帰るつもりはない。
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ここから会話文ばっかりになります!
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「兄様、か・・・」
ふいに高杉がぽつりとつぶやいた。
「神威。テメェは妹になんて呼ばれてる?」
「兄貴、クソ兄貴、神威のどれかだネ」
「お似合いだな」
「・・・何?兄様じゃ嫌なの?」
「そんなわけあるめェ。ただ他の呼び方もいいと思ったまでだ」
「それわかるヨ。お兄ちゃんお兄ちゃんって、神楽もちっちゃい頃は可愛いかったのになぁ」
「お兄ちゃん、か。アリだな」
「デショ?あっ、兄上は?」
「そりゃあダメだ」
「何で?」
「父上、母上ときて兄上だと親と同列じゃねぇか」
「なるほどネ。兄様やお兄ちゃんだと特別な感じがするってことか」
「そういうことだ。・・・あとはどんなのがある?」
「そうだネ、にぃにとか?」
「Aが言えば絶対可愛い」
「シンスケってやっぱシスコンだネ」
「俺はシスコンじゃねぇ。Aが宇宙一可愛い女だと思ってるがそれが恋愛感情じゃねぇってだけだ」
「それをシスコンっていうんだヨ」
こうして、夜はふけていくのであった・・・。
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晋助様キャラ崩壊すみません!
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作者名:風鈴 | 作成日時:2016年2月28日 0時