ようこそ、春雨第七師団へ。 ページ18
神威さんに連れてこられたのはとある山奥。
そこには大きな宇宙船があった。
「ここから先に行けばほんとに戻れなくなるヨ?覚悟はいいネ?」
私は静かに頷く。
神威さんがドアを開けたその先には・・・。
「どーこほっつき歩いてたんだ団長」
「あ、阿伏兎。ただいまー☆」
神威さんよりも背の高い男の人が立っていた。
阿伏兎さん?も傘を持ってるからおそらく夜兎だろう。
と、阿伏兎さんが私に目を向ける。
「団長、このお嬢ちゃんはどしたの?」
「居場所がないって泣いてて、でも強そうだったから連れてきた!」
阿伏兎さんは大きなため息をつく。この様子だと、いつも神威さんに振り回されてるんだろうな・・・。
「お嬢ちゃん、名前は?」
「立川 Aです」
「Aちゃんねえ・・・。うちの団長がごめんね?」
「いえ、むしろ助けていただいて感謝してます」
そう言ったとき、阿伏兎さんの後ろに何人もガタイのいい人たちが並んでいた。
「お、みんな揃ってるね!じゃあ改めて・・・
・
春雨第七師団へようこそ。」
春雨。天人によってつくられた銀河系最大の犯罪シンジケート。
真選組でも話が出たことはあったが毎回しっぽが掴めず手こずっている組織。
ここの一員になるからには、真選組には戻れない。
本当に、もう後戻りはできない。
「俺は団長の神威。こっちが副団長の阿伏兎だよ」
何らかの戦で、真選組と敵対するかもしれない。
「よろしくね、A」
それでも構わない。
「・・・よろしくお願いします、団長」
私はただ、斬るだけだ。
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阿伏兎さんの口調がぐちゃぐちゃですすみません!
そして口ぐせと書いていたのに16話目にして初めて出てきました。
「私はただ、斬るだけだ」
結構このセリフ気に入ってたりしますww
あと、すごく今更ですがアニメや原作の時系列とは全く関係ありません!
そして沖田さん落ちなのに神威さんたちといる方が長くなると思います。
こんな「まるでダメだな乙」略してマダオな作者ですがこれからもよろしくお願いします!
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作者名:風鈴 | 作成日時:2016年2月28日 0時