彼女だけどカタオモイ【黒】 (ページ2)

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「最初何する？」

目黒「ご飯でも食べよっかな。」

「…わかった。座ってて」

最近は、そのままベッドインする事なんて無くなった。

ベッドに行くってことは、彼が酔っ払った時。

酔っ払った時でも、行かない時もあった。

「はい、どうぞ。」

目黒「うまそっ。」

「あ、飲んできたんでしょ？
お腹、もういっぱいなんじゃない？」

目黒「飲んできただけだから。」

「そう…なんだ。」

前までは、一緒のタイミングでご飯を食べてた。

でも、何故か彼は私の食器を出すのを待たずに食べる。

お腹すいてたら、仕方がない事なんだけどね。

「お仕事どう？」

目黒「楽しいよ。皆もワイワイしてるし。」

「だったら、良かったあ…」

目黒「心配？笑」

「いや、いろいろあったからさ、最近。」

目黒「うん。まあ、ね。」

目を合わせずに話す毎日が続いて

私の事、どう思ってるとか気になり始めた。

でも、そんなこと聞くとウザそうだし聞かないけどね…

目黒「あのさ、お風呂入る？」

「私、もう入ったよ。」

目黒「いや、もう1回入ろ？」

「うん…」

急に言われたその言葉。

最近なんか、全くなかったこと。

ここで断ったら、もうこんなこと無いかもしれない。

私は、もう決めている。

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