名探偵さんに愛され過ぎているお世話係 が居るらしい【文スト】

三十話 ページ32

次の日の朝。

組織(ギルド) の方が来た。なーんか、お金持ちそうな男性が居た。
____ 異能力者か、万が一攻撃されたら如何しよう。
太宰さんがいる限り大丈夫か。

でも、ギルドだ。此処では無く 違う場所で攻撃するかもしれない。




乱歩「 A 、必ず誰かと一緒に居た方がいい」




A「 はい 」




乱歩さんは この後何かがある事を想定しているのだろうか。



警戒とかないと。




賢治「Aさーん、そろそろ行きましょう」




A「 うん、今行く」




そして、ギルドの方と賢治君とエレベーターに乗る。




A「 ！ 」




瞬きをした瞬間に、何処か違う場所にいた。
賢治君は___隣にいる。

人形の手の様なモノに身体を掴まれている為、身動きが取れない。




A「 変に動けば、地獄行き___ ですか」




にしても 、これは誰の異能だ？
この手が人形に似てるって事は 女性か。

流石に男性が人形を使うのは気持ち悪いからね。
そうなると、あの可愛らしい赤毛の女性って事か。
でも、その人が居ないってどう云う事？あの扉の向こうに居るの？




A「面倒くさい異能に捕まってしまいましたか...... 」




意識が少しずつ遠退いていった。

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