名探偵さんに愛され過ぎているお世話係 が居るらしい【文スト】

十九話 ページ20

太宰「 みんなァーAちゃんと乱歩さんがー」



A「おい太宰、お前 ____ 」



太宰「え？」



はっ、と息を呑み込む。



A「ゴメンなさい！少し苛立ってしまって」



太宰「いや、良いのだよ。それに同僚だし タメ口でも」




A「 ホントは貴方が敬語を使うべきですがね」




太宰「......年齢は」




A「24 です。太宰さんは22 ですよね」




太宰「で、でも国木田君だって 22だよ！」




A「国木田さんは貴方よりずっと礼儀正しいし、大人だからです」




太宰「私は子供だと？」




A「はい、でも..今更変えなくてもいいですよ。それに貴方が敬語を使うなど吐き気がしますから」




太宰「随分と毒舌だね...... 」




私は思ってる事を云っただけなのに、いつも そう云うんだ人間は。

まぁ 如何でもいいか
そして仕事に戻ろうと書類に目を通すと、乱歩さんが云ってきた。



乱歩「なんで太宰ばっか構うの」




A「え？
構ったつもりは無いのですが.. すみません」




乱歩「太宰も太宰だ..

太宰、僕のAに近付くな！」




いや、何云ってんの この人。みんなの視線が集まっているんですが__ 太宰さんはお茶を吹き出してたからね。
敦君は顔真っ赤にさせてるよ。女子力高すぎだよね。




太宰「乱歩さん、それは如何言う意味ですか」

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