名探偵さんに愛され過ぎているお世話係 が居るらしい【文スト】

十七話 ページ18

太宰「お やるねぇ」



いつの間にあんなの覚えたんだろう。国木田さんが教えたのか、独学か___それとも、見ただけで覚えてしまったのか。

敦君の今後に期待だね。



そして杉本さんは手錠を掛けられた。



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杉本さんの取り調べを見た後、箕浦さんが良い人だと判った。
やっぱり人は見た目で判断しちゃ駄目だね。





A「乱歩さん、お疲れ様です」



乱歩「簡単過ぎたなぁ..... あ、僕どうだった？」



どうだった...とは？



A「 いつも通りだと思いましたが、それが何か？」



乱歩「 もっと違うのない？」



A「うーん、強いて云うなら

カッコよかった ですよ」



そう云うと乱歩さんは嬉しそうに「それでいい！」と云った。
そしてその日から私に対する接し方が変わった。



♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢

敦「Aさんと乱歩さんってお付き合いされているんですか？」



太宰「してないと思うけど__
私から見るとあの二人は恋仲って云うより、親子に見えるけどねぇ」



敦「あぁ__判ります」

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