俺は君に惚れた。

#28 ははっ。クライマックス行こうか。 ページ28

次の日

no side
「おはよう。出席を取るぞ。ってあれ、Aは？」

だだだだだだだ

『こちら文豪警察署です！！
　陰口花絵容疑者、詐欺の容疑で逮捕する！！』

「おお。おはよう」

「そ、そんなの言いがかりよ！！」

『ふぅぅぅうん？？これを観な。』

ー証拠映像ー

「あのさ、中原くん、譲ってくれない？？」

『へ？？嫌よ？』

「それなら、悪口を言って引き剥がすまで！」

『こっちだって！対抗するまで！』
ーーーーーーーーーー
『とか、』「ザワッ」
ーーーーーーーーーー
「よく来たわね！ありがとう！」

『貴様が呼び出したんだろーが。』

「じゃ」 グサっ

あああああ。カッターきゃー・・・
ーーーーーーーーーー
『とかぁ、なんか文句ありますかぁ？？


　花絵サァン』

「い、言いがかりよ！！」

『ふぅん？じゃあ、確実な証拠ね？
　
　すぅぅうぅぅぅぅぅぅ


　あｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧんﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝごｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫ！！』

このとき、校内のみんながビビっただろう。

「はい。

　陰口容疑者は、詐欺の容疑です。
　
　あ、僕は文豪警察署の刑事、

　

　坂口安吾です。」


「あ、あの有名な・・・？？」

『え、安吾有名なの？！
　
　もっと早く言ってよ！！

　自慢できたのにぃ！！』

「ええ。なんか僕、有名みたいです。」

『だってよ。

　花絵サァン』

「わ、私は悪くない！！
　


　こんなちょろい中也が悪いの！」


「は？」←中也

「というわけで、あの世行きにするわ。



　さようなら！！！！！！！」

花絵がナイフを取り出す。

花絵がクサイ台詞を吐いているとき、

Aは中也との関係を思い出していた。

グサっ

ナイフは、

中也ではなく、


中也の妹(・・・・)に


グッサリ刺さっていた。


『思い出したよ・・・



　おにぃちゃん』

「ま、真逆お前が

　俺の・・・妹？」

Aにおにぃちゃんと言われ、

中也もAとの関係を思い出していた。

#29 みんな泣くなよっ！！→←#27 あーどうやって説明しよう？

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す