俺は君に惚れた。

#10 大大、大運動会！！ ページ11

Aside


今日は本番だ。
嗚呼緊張する。
何故かって？
放送係になったんだよ！！
中原はプラカード係だって。
それもトップバッターなんだよ！
(これは野球ではないです。)
嗚呼もう緊張する。

息を吸って・・・吐く。
・・・よし！

『プログラム第一番。生徒入場。
まず、一年生。
一組は、中原くんが、
二組は、国木田くんが、
三組は、立原くんがプラカードを掲げて歩きます。

続いて２年生。 (以下省略)

続いて３年生。 (以下省略)

・・・以上、プログラム第一番。生徒入場でした』

開会式はやっぱり長い。

(時間省略)

『プログラム第二番。学年混合徒競走。
代表生徒は入場してください。』

この競技は、中原が出るらしい。
この競技は、一年生などは不利だと思われるが、
一年生には、1メートルのハンデが、二年生には50センチのハンデが下される。

【よーい!パン!!】

みんな早い・・・
あ、中原か一位だ。

(以下省略)

競技が終わり、退場。

『以上。プログラム第二番。学年混合徒競走でした。』

嗚呼。次は、私の番だ。
私は借り物競走に出る。

「ヤッホ。Aちゃん。」

『あれ？！銀ちゃんも出てたの？！』

「うん」

『頑張ろうね！！』

「うん！！」

【よーい!パン!!】


お題は。

《大切な友達》

銀ちゃん出てるから・・・
好きな人の中也で行こう！！

『中也！！』

３秒後に出てきた。

『こっち・・・いくよ！！！』

「ああ？！」

一位だ！！

銀ちゃんは二位だった。

「これは・・・借り物競走か？？」


「うん！！」まさか、お題は好きな人?!
↑中也の心の声

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