光

７(横尾side) ページ7

Aちゃんは笑顔こそ見せていないけど、一人一人の自己紹介に反応していて、とてもいい子なのが伝わってくる。




俺の両サイドはもうやばいだろう。





特に太輔は、こういうタイプの子が好きだろうし。
ミツはAちゃんが入ってきた瞬間から見惚れてるのバレバレ。





藤｢初めまして、藤ヶ谷太輔です。Aちゃん、よろしくね？｣



首かしげちゃって、男でも惚れそうになるほどの可愛い笑顔見せてる太輔。



｢藤ヶ谷さん、よろしくお願いします。｣



それにも変わらないなんてガード固いな。






横｢横尾渉です。急に来ちゃってごめんね？良かったら仲良くしてください。｣



｢まだ、頭の中混乱しちゃってるけど、大丈夫です。横尾さん、こちらこそ仲良くしてください。｣


初めて、Aちゃんが笑顔を見せてくれた。



きっと友達は欲しいと思っているのだろう。
仲良くって言葉に反応してくれたのかな？






横から太輔が羨ましそうに見てる。
俺が太輔に勝てることなんて滅多にないから、ちょっと嬉しいかも(笑)






北｢北山宏光です。緊張せず話してくれたら嬉しいな。よろしくね｣



｢北山さん、よろしくお願いします。｣






最後にAちゃんの自己紹介。



｢永瀬Aです。高校で日本史を教えてます。よろしくお願いします。｣




┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

名字は永瀬で統一させて頂きます。

この先、ほとんど出てくることはないと思いますが...。

８(あなたside)→←６(玉森side)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す