31(北山side) ページ31
一瞬、幻聴かと思った。
"また連れてきてください"なんて言葉、きけると思ってなかったし。
北「もちろん。また一緒に来よう。」
社交辞令で言ってるわけじゃないのは、何となくだけど伝わってきた。
暗いところの方が人間は本音を話しやすくなる、ということを聞いたことがあったけど、多分本当なのだと思う。
今日で笑顔をたくさん見せてくれるようになったAちゃん。
でも人間って欲張りだから、今日の朝まで"笑顔がたくさん見られたらいい"って思ってたはずなのに今は"もっといろんな顔が見たい"と思ってしまっている。
「クシュン・・・すいません。」
北「ちょっと寒いね(笑)帰ろっか。」
「はい。」
8月だけど海風も吹いてて夜は少し冷えてる。
北「人もほとんどいないし暗いから助手席座ってよ。」
ずっと後部座席に座ってたAちゃん。
仕事を理解してくれるのはすごく嬉しいけど、やっぱ好きな子には助手席に座って欲しいじゃん?
後部座席に座っててミラー越しに目を合わせるのもドキッとするけど。笑
「いや、でも、、」
なんて遠慮してたAちゃんだけど助手席のドアを開けて
北「どーぞ?」
と言ったら助手席に座ってくれた。
めちゃくちゃ困った顔してるけどね笑
北「二階堂の家と近いんだよな?」
「はい。」
北「じゃあその辺までとりあえず向かうね」
「お願いします。」
あと少しで初デート?も終わり。
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とも(プロフ) - 病系でも大丈夫ですか? (2019年9月15日 7時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - こんばんは!いつも楽しみにしてます!リクエスト大丈夫ですか? (2019年9月14日 23時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:北山 りん | 作成日時:2019年9月6日 23時