検索窓
今日:18 hit、昨日:16 hit、合計:27,232 hit

31(北山side) ページ31

一瞬、幻聴かと思った。



"また連れてきてください"なんて言葉、きけると思ってなかったし。



北「もちろん。また一緒に来よう。」




社交辞令で言ってるわけじゃないのは、何となくだけど伝わってきた。



暗いところの方が人間は本音を話しやすくなる、ということを聞いたことがあったけど、多分本当なのだと思う。




今日で笑顔をたくさん見せてくれるようになったAちゃん。


でも人間って欲張りだから、今日の朝まで"笑顔がたくさん見られたらいい"って思ってたはずなのに今は"もっといろんな顔が見たい"と思ってしまっている。




「クシュン・・・すいません。」



北「ちょっと寒いね(笑)帰ろっか。」



「はい。」



8月だけど海風も吹いてて夜は少し冷えてる。



北「人もほとんどいないし暗いから助手席座ってよ。」



ずっと後部座席に座ってたAちゃん。
仕事を理解してくれるのはすごく嬉しいけど、やっぱ好きな子には助手席に座って欲しいじゃん?


後部座席に座っててミラー越しに目を合わせるのもドキッとするけど。笑



「いや、でも、、」



なんて遠慮してたAちゃんだけど助手席のドアを開けて



北「どーぞ?」



と言ったら助手席に座ってくれた。
めちゃくちゃ困った顔してるけどね笑



北「二階堂の家と近いんだよな?」



「はい。」



北「じゃあその辺までとりあえず向かうね」



「お願いします。」



あと少しで初デート?も終わり。

32(北山side)→←30(あなたside)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (44 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
83人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

とも(プロフ) - 病系でも大丈夫ですか? (2019年9月15日 7時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - こんばんは!いつも楽しみにしてます!リクエスト大丈夫ですか? (2019年9月14日 23時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:北山 りん | 作成日時:2019年9月6日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。