Summer.10 ページ10
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「やっときた……」
天馬「MANKAIカンパニー！」
今日は、オーディションの日。
天馬も無事に来れた事だし。
「よかった……」
天馬「ど、どうした？！」
.
「失礼します……」
なんか、話し声が聞こえる。
天馬「…受けるやつはちゃんといるんだな」
私たちの存在には気づいてないみたいだけど……。
？「ん……？あ、オーディション受けますか？」
天馬「あぁ、こいつは衣装係としてだが」
？「衣装係！」
「……？」
？「じゃあ、幸くん。一緒に衣装を作ってくれる？」
？「……わかった、」
私よりも身長は高いものの。
外見はすごく可愛い。
口は悪そうだけど……
？「てか、もう決定？」
？「うん、衣装係にオーディションとかいらないから」
？「……じゃあ、よろしく」
「夢野朱月です、よろしく｣
この子とやっていけるかなぁ……
？「あ、あのオーディションってなにをするんですか？」
？「あーまず課題出すからそれをやってみて」
.
？「はい、全員合格ね」
天馬「はぁ？！」
オーディションは、無事に全員合格。
私も衣装係になることが出来た。
？「私は監督兼主宰の立花です。よろしくね」
「よろしくお願いします」
大人ってこんなにかっこいいんだ……
なんか、天馬といるとそんな感じしない……逆にこっちが世話してるような。
天馬「俺は、ポンコツ役者じゃねぇ！」
幸「ポンコツじゃん、」
喧嘩は始めるし、監督さんの話を聞かないし
やっぱり、天馬は大人っぽくない……。
監督「はいはい、とりあえず皆は寮にはいるよね？」
天馬「あ、あぁ」
幸「うん、」
監督「一成くんはいいとして、残りの4人は承諾を得ないとね」
両親に話してないし……それに、あの家は誰もいなくなっちゃう。
寮には入らない方がいいのかな……。
天馬「どうした？」
「2人に話してなかったからどうしようかって」
天馬「……そうだな、電話してみるか」
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作者名：じゃがはびー x他1人 | 作成日時：2017年2月26日 12時
