【A3！】向日葵の笑顔。【皇天馬】 (ページ9)

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Summer.9 ページ9

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天馬「両親が帰ってきてるのか」

「うん、だから天馬と一緒にご飯食べようって話になって」

天馬「わかった、行く」

「じゃあ、そのまま家に行こうか」

昨日の天馬は、よく分からなかったけど今は普通だからいいや。

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天馬side

「ただいま」

天馬「お邪魔します」

そういや、朱月の家に来るのは久しぶりだな。

最近は俺の家ばっかりだったし。

「おかえり～！あら、天馬くん大きくなって！」

天馬「そ、そうですか？」

「おかえり、」

どことなく朱月に似てる母親。

性格似てる父親。

本当に朱月の家は温かい家族だ。

「ご、ごめん……2人ともはしゃいでて」

天馬「いや、別にいいじゃねぇか。楽しそうで。お前も｣

「……そうだけど……」

「じゃあ、ご飯にするわよ」

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天馬「この映画にも出てますよ」

「本当かい！」

お父さんと2人で話盛り上がっている……？

「天馬くん取られて寂しいのかしら？」

「ゔ……」

「ふふっ、天馬くんは頼もしくなったわねぇ……ずっと心配だったけど大丈夫そうね」

「……何が？」

「犯罪に巻き込まれてないかとか、怪我してないかとか色々5年間考えてたんだけど天馬くんがいるからあまり心配しなくてよかったのね｣

嬉しそうに話すお母さん、

次の日にはもう日本を出る2人。

また寂しい日々が始まるのか……

「……私、大丈夫……だから2人とも心配しないで……」

「うん、」

「あぁ、」

天馬「……」

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天馬「5年間いなかったから、忘れてたけど……朱月って泣き虫なんだな｣

「……うん」

天馬「え……認めた？」

2人でベランダに出た。

空にはたくさんの星が出ている。

「明日は笑顔で2人を送りたいし、天馬……に明日から頼るかも……」

天馬「あぁ、｣

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