Summer.6 ページ6
.
「出来た……」
結構前から作り始めていた衣装。
別に着たりするわけじゃないけど作りたかったから。
いつの間にか、日付が変わっていた。
「もう寝なきゃ」
諦めていたデザイナーの夢も、叶えたいといつしか思うようになった。
.
天馬side
天馬「……やべ……」
帰ったのは朝の9時。
もう学校は、始まっている。
寝た時間はほとんどなく、ベットにすぐに倒れ込んだ。
寝ていなかったせいかすぐに眠りについた。
最近、仕事が多い……
そんなの、仕方ない事か……？
「天馬、起きて」
天馬「朱月……？！｣
目を覚ますと自分の部屋。
朱月の声が聞こえたような……そんなわけないのに……
天馬「って、俺は馬鹿か！」
.
「(帰りに天馬の家に寄ってみようかな)」
別に彼氏でもなんでもないけど、ずっとこんな感じ。
私は、お節介すぎて嫌われる時もある。
でも、天馬にはこれが丁度いい。
「授業はじめるぞ＿＿＿」
気づけば、チャイムがなっていた。
.
「(やっぱり、今日は来なかったなぁ……仕事で疲れてるのかな)」
当然、友達と一緒になんか行けるわけなくて。
天馬の家に着いた。
なるべく目立たないように、入らないと。
チャイムを押す。
天馬「……ん、」
「天馬、仕事お疲れ様」
天馬「あ、ありがとうな……」
「照れてるの…？」
珍しく？天馬が照れていた。
私の前では素直な天馬。
可愛いなんて思ってしまった。
天馬「うるせぇ！」
「はいはい、じゃあね」
天馬「もう、帰るのか？」
「え、だって天馬疲れてるでしょ？」
天馬「家には誰もいないから少し寄っていけよ」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 143人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：じゃがはびー x他1人 | 作成日時：2017年2月26日 12時
