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Summer.23 ページ23
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天馬「かっこ悪いな……俺」
サングラスと帽子をつける。
「かっこ悪くないよ……」
天馬「……外に出ていいか？」
人は注目し、写真を撮っている人もいる。
ニュースとかになっちゃうのかな……
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人気の少ない場所へ。
天馬「ん、」
「ありがとう」
天馬から受け取ったのは、ドーナツ。
この水族館の名物のようだ。
天馬「さっき写真撮ってた奴らは井川に処理させてるから心配するな」
「よかった……」
天馬「……俺といて楽しいか？」
「今更……だよ、何年天馬といると思ってるの……」
雨が振り始めた。
天馬の心を表してるようだ。
天馬「……朱月が好きだ｣
理解するまで時間がかかった。
「す、き……」
あまりにも突然で、何も言えなかった。
天馬が、私を
天馬「だから……付き合ってくれ……」
顔は真っ赤で、目を合わせようとしないのが天馬らしい。
「私も……好きだよ」
.
天馬side
「私も……好きだよ」
ふにゃっと柔らかい笑顔。
守ってやりたい、そう思ったのは1度じゃない。
天馬「……っ、」
気づけば、抱きしめていた。
「…て、んま」
天馬「もう、離さないからな…」
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作者名：じゃがはびー x他1人 | 作成日時：2017年2月26日 12時
