Summer.12 ページ12
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「すごい、幸くんと仲悪かったけど大丈夫？」
天馬「たぶん……」
幸くんと言い合いで必ず負ける天馬。
もうぐったりしていた。
ちなみに今は、天馬の車で帰っている。
天馬「……ま、なんとかなるだろ」
「そうだね、」
最初はもうやめるとか言い出すかと思ってたけど天馬は、やる気みたい。
「衣装つくるには採寸しないとね」
天馬「そうだな、帰ってから俺の分だけやるか？」
「うん、そうする。けど仕事は今日はないんだっけ」
天馬「ない、けどもしかしたら入る可能性もあるし時間もそんなにないからな」
「どんなのつくるんだろうな」
私の頭は妄想でいっぱいだ。
その前に幸くんとも打ち合わせとかもしなきゃ。
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「ただいま」
もうこの家にはあまり帰らなくなるだろう。
天馬「じゃあ、早速始めるか」
「薄着になって、」
天馬は何度も採寸をしたことがあるのか手際がよい。
「天馬って……結構体格いいんだね」
天馬「身長だけ見て言うのやめろ」
「体重もそれなりだし、体調管理も食事制限もしてるから健康だね」
天馬の顔が少し赤いのは無視しよう。
突っ込んだら怒られる。
天馬「あ、あのさ……この後どこかいないか？」
「……ん？」
天馬がそんな事言うなんて珍しい。
「どこに行くの？」
天馬「そうだな……久しぶりに買い物とかどうだ？」
「じゃあ、新しく出来たショッピングモールがいい！」
天馬「わかった……変装してくるから待ってろ」
この前はマスクとかつけないって言ってたのに変装はするんだ。
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作者名：じゃがはびー x他1人 | 作成日時：2017年2月26日 12時
