高杉君の妹は春雨へ潜入調査に行きました。2[坂田銀時]

第38話 意外以外 ページ7

みつき「なに、土方」



顔だけ土方の方に向け

バレないようにできるだけ平然を装う


これは昔からやっていて慣れているから絶対にバレないはずだ



土「……？…どうしたお前？？」



土方がみつきの顔を見た瞬間土方の表情が心配そうな顔に崩れる




みつき「は？」



土「具合悪そうじゃねーか、顔色良くねーぞ」

熱でもあんのか？とゆっくりとうちの所によってくる土方


みつき「熱なんてないわっ！！元気でしょーがっ！！」

正直言って声出すだけでも気持ち悪いのにっ、、まだ気絶する程じゃないからいいけど



土「元気じゃねーだろーがっ」


いつもよりワントーン低めの真面目な声を出されビクッとなる

駄目だ

これは、もう隠しても隠しきれない



みつき「、、、なに意外…」


本当に意外すぎて無意識に声が出ていた。


いつの間にか目線も土方ではなく床に向いていた



土「はぁ、お前なぁざらに付き合い長いわけじゃないんだから分かるだろ」

土「なんかあったのか？具合悪いだけか？」

土方の不器用な優しさが心をくすぐる

みつき「大丈夫」

けどこれはこの体のことは本当に銀にぃにも他のみんなにも言わない言ったらいけない



そんなに顔に出てたか…？それかうちの演技が下手になったのか………

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