高杉君の妹は死んだはずだったのに何故か真選組にいました。【坂田 銀時】

第33話 雫 ページ40

銀「やっぱりさっきの声みつきのだったんだな」





新八に続きのれんをくぐりみつきがいることを確認してから話し出す銀時




みつき「？何が？」





銀「いや、女湯からうひゃーって聞こえてきたから」




言い終わった瞬間無言でみつきの蹴りが銀時のお腹にクリーンヒットする


威力はお妙を軽く越すぐらいで結構えげつない




銀「う゛っ！！」


蹴られたお腹を抑える


多分これでも手加減はしているのであろう



みつき「あれは事故だ、忘れろ変態」




地面にへたっ

と手を付き座ってる銀時を冷ややかな目で見下ろす





銀「は、はい...」




そしてのそのそと立ち上がる




銀「おい、みつき髪から水たれてんぞ」




みつきの綺麗な紫色の長い髪からポツポツと雨水みたく規則正しく地面に雫がたれていた






銀時は自分の首にかけていたタオルをとり



みつきの頭をわしゃわしゃと拭いてやる



みつき「んーーー！」



気持ちがいいのか目を細めるみつき



銀「お前昔から髪拭かねーよな」






だって面倒だしと言いながらされるがままに

拭かれる




昔の感覚だ最近は銀にぃ達と関わってるからよく感じる


なつかしい…

心がほっかりと温まっていく





けどなー、小太にぃの方が髪の毛ふくのうまいんだよなー




銀「おい、心の声漏れてっからな下手くそで悪かったな」



言い終わったあとにムスッとする銀時


ロングヘアーだから10分くらいして拭き終わりみつきの頭から手を離し



さっきの腹いせかおでこにデコピンをくらわす


みつき「んぎゃぁっ！」

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