高杉君の妹は死んだはずだったのに何故か真選組にいました。【坂田 銀時】

第20話 嫌なことは寝て忘れよう ページ23

みつき｢相談出来ないよ、迷惑かけたくねーし｣




廊下の壁に寄りかかる




あぁ、冷たい冬の風がほおを突き刺す





とりあえず今日から少し薬飲むか

薬飲まないと生きられなくなったのは、攘夷時代…

天人に攫われたあとに起こったことから銀にぃ達は知らない


近藤さんにサラッと頑張って話したのはいいもののそれは断片だけで

けど、その詳しい過去について知っているのは私くらいしか居ない

前に土方に買ってもらったうさぎの飴を開けて眺める




山崎｢みつきさん、お話終わったんですね｣



廊下を通りかかった山崎にこえをかけられる



みつき｢おうよ｣



それ飴細工ですか？と指をさされる




みつき｢飴細工じゃなかったらどうすんだよ｣


と言い飴を口に含む



山｢無理しすぎないでくださいね｣




みつき｢あはは｣





山崎は聞き耳を立てるヤツじゃないから雰囲気で悟ったんだろうな



監察官やってるだけはあるんだな

山崎は前線で活躍するやつではないけど影でしっかり仕事をこなし影で皆を沢山助けている



みつき｢ふー｣


顔を両手でぱんぱん


と叩く



薬と言っても暴走止めの薬でもあるのだが



その薬を飲んでいないため多少体にガタがくる。





このことについて銀にぃたちに話したほうがいいのだろうか





これは。銀にぃに会ってからずっと悩んでいる事だ




みつき｢とりあえず明日のために寝るか｣




山｢明日何かあるんですか？｣



みつき｢土方をいじんだよ｣



今度は飴を噛み砕かず舐める




結構美味しいなこの飴甘さもちょうどよく見た目がにきれいだ





うさぎの目が赤色に着色されている






みつき｢雪うさぎさんだな｣

少し溶けてきている飴を雪と一緒にみる

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