高杉君の妹は死んだはずだったのに何故か真選組にいました。【坂田 銀時】

第14話 大人2人に布団1つはキツい ページ16

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー



二人でひとつの布団に潜る





みつき「……ねぇ銀にぃ…狭いんだけど」




流石に1つの布団で大人サイズの二人が入るのには無理があった



銀「うるせぇ！だったら一人で寝ろ！」




みつき「ぁ゛？」



銀「ゴメンナサイ」




みつきに強めの圧力で睨まれる





……寝るために沈黙になり始めた頃


のそ

と隣りから動く音がした





みつき「ん〜銀にぃ大きくなったね、」





寝ぼけているのか

わざとやっているのか



みつきが銀時の腰に手を回す


銀「ちょっ、みつき？」




みつき「ん〜なになに？恥ずかしいの？はっ、だからどうていちゃんは」




銀「うるせぇ！お前だって急にこういうことされたら顔真っ赤になるだろーが！！」




みつき「きゃー、照れちゃって〜！かわ〜ぃい〜」





銀「バカにすんなよ！」





みつき「まぁいいや、明日真選組に帰んないとだし」


と急に冷静になる



んじゃ、おやすみんゴリラ


そして謎のお休みの挨拶をしたあと



銀時に回していた手を解き反対方向に寝返る



銀「お、おう？おやすみ」




突然の会話の終わりについていけない銀にぃ



昔から変わってないねいや。もし変わっていたら私がついてけなくなる




まだ、私の過去は話せない、いや多分一生話さない。



相手に対したらそこまでのことだろうが


話したら心の距離が一気に遠ざかりそうだ。


そんなことを考えながらもいつの間にかみつきは深い眠りについていた。

第15話 あいつと似て寝起きが悪い→←第13話 ソファで寝ると体痛くなるよね

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す