高杉君の妹は死んだはずだったのに何故か真選組にいました。【坂田 銀時】

第13話 ソファで寝ると体痛くなるよね ページ15

くそっ、あの後みつきに何があったんだ


みつきに会う前よりも自分が憎らしくなってくる



みつき「なに考えてんの？怖い顔して」


みつきが銀時の左頬に少し触れ
銀時の顔を覗き込む


するとみつきが

はっ！とした顔をする



みつき｢あ！もしかして！可愛くなっちゃったみつきちゃんに見とれてた！？｣


励まそうとしたのか急に明るくするみつき


銀｢んなわけねぇだろ｣


みつきの頭にやさしくチョップする



みつき｢いたっ｣



微笑する銀にぃ



昔、通りの馬鹿らしい会話だ。銀時は少し心の中でほっとする。


みつき｢ねぇ？小太にぃが歌舞伎町にいるって言ってたけど？｣



銀「まぁ、ちょくちょく出くわすな〜」



みつき｢会いたいなぁー皆に｣




ふぅあ〜と眠たそうに体を伸ばす



銀「眠ぃのか？」


みつき｢うん、まぁな｣



みつき｢あ、今日銀にぃの所泊まっていくから｣




は？と間の抜けた声を出す


銀｢いや、聞いてねぇんだけど｣



みつき｢言ってねーもん｣



まじかという顔を銀時がする




みつき「……え、寝る部屋ないの？てっきりあるのかと」





硬いソファしかねぇよと銀時がため息をもらす



みつき「んじゃ、うち銀にぃと一緒に寝るよ別に今も昔も変わらないだろ」


銀「はぁ？」


今度は違う意味の方でため息が出た

てか、コイツ何言ってんだ？？





いやいやいや、いくら寺子屋の頃から知り合いだからって




昔怖くて寝れない時一緒に寝たからってこの年齢でねぇ？



別にみつきのことが好きとかじゃないんだよ？？

そんなんこれっぽっっつちもないよ？？

ここ重要だかんな！！！

けどなんかね、絵面がねうん。




みつき｢ほれ。行くぞ｣



強引に銀時の腕を掴む



銀｢はぁ、もういいや｣


考えてる間にみつきがテキパキと行動し始める

今日の夜何度目かわからないため息を、吐き出した。

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