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第12話 なんか夜ってテンションあがるよね ページ14

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近藤さんに許可を得て夜、屯所から万事屋に向かっていた



まだ、雪かきがされていない積もっている雪を

ざくざくと


足で踏み潰していく



とても静かだ、人1人いなくなっても絶対に気づかないほど静かだ。




いっそ雪に埋れて死んでしまおうか。



はぁ、くだらないなぁ

ま、いっか

鼻歌を唄いながら歩く





階段を上がっていき静かにドアを開ける



みつき「銀にぃ?いる?」


小声で銀時を呼ぶ



銀「おう、起きてるぜ」


リビングから銀時が出てくる



銀「今寝てるやつが一人いるからベランダ行くぞ」



みつき「?うん」



あれ。銀にぃって一人暮らしじゃないの?



疑問がひとつ生まれる




時計は夜中の12時を指していた。



いつもなら銀時も寝ている時間でもある




ベランダにつきみつきの方に向き直る





銀「みつき...…本当に久しぶりだな」





切なそうにみつきの姿をまじまじと見つめる



昔よりかは少し背が伸びており


顔もまた少し大人びていた






みつき「そうだね、攘夷戦争以来だね」

急にスッといつもの雰囲気では無くなるみつき

攘夷時代の辛くてもけど楽しかった思い出に浸っているのか

それとも知らないところで背負った傷を思い出してるのか、

若干声も低くなるみつき


銀「...心配したんだ俺のせいでお前が死んだのかと思って..……なにしてたんだ?あれから」


雪のように静かに疑問を吐き出す


下を俯き銀時が喋る






みつき「あはは」

その話に触れられたくなかったのか

銀時の問いには答えず笑って流す



やはり、昔と違いみつきがまとっている雰囲気が違う



昔はもっとポカポカしていて太陽のようだった




しかし

今は冷めたようなもう何も取り戻せないような



太陽とは反対の月のように感じる



何をしていたか気になるが自分が聞ける立場ではない



仕方ない、話題を変えるかとまた新たな質問をする





銀「どうして俺が万事屋で働いてるって知ってたんだ?」





みつき「ん、見廻りしてたら万事屋銀ちゃんって看板見つけたのだから銀ちゃんってもしかしたら」




みつき「銀にぃのことかもしれないと思って」



優しく微笑んで答えるがあまり感情は伝わってこない

第13話 ソファで寝ると体痛くなるよね→←第11話 飴は噛み砕くもの



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設定タグ:銀魂 , 坂田銀時 , 真選組   
作品ジャンル:アニメ
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nana - すっごく好きですーーー (2020年8月11日 10時) (レス) id: 772e239873 (このIDを非表示/違反報告)
うめ茶漬け(プロフ) - 化夜さん» ありがとうございます!! (2018年6月4日 19時) (レス) id: 404307de50 (このIDを非表示/違反報告)
化夜 - めっさ気にいった★ (2018年5月30日 20時) (携帯から) (レス) id: 92b4c4d485 (このIDを非表示/違反報告)
うめ茶漬け(プロフ) - 氷狐さん» そうなんですね?こんなんだったかなと思って書いてました笑書き直しときますね! (2018年4月5日 14時) (レス) id: 404307de50 (このIDを非表示/違反報告)
氷狐 - どうでもいいけど、雪やこんこ、あられやこんこなんだよね〜 (2018年4月5日 12時) (レス) id: 87e14db833 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うめ茶漬け | 作成日時:2018年1月28日 13時

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