第1話 雪 ページ2
銀「うぅっ、さみぃな」
空は、少し曇っており
雪がシンシンと降っていた。
まだ積もってはいないが流石に外へ出歩いている人は少ない
銀時は身震いをし手を口に当てて温かい息を吐き出す。
銀「たっく、あのヅラなんでこんな寒い日にわざわざ呼び出すんだか」
昨日の夜桂から1通の手紙が届いた銀時にとっても桂自身にとっても重要な話があると
仕方なくこの寒波の中、桂行き付けの待ち合わせ場所、北斗心軒へ向かっている
ガラガラ
銀「おーい、ヅラァ来てやったぞ」
面倒くさそうに後頭部をかりかりと書きながら喋る。
桂「あぁ、銀時かすまぬな急に」
椅子に座っていた桂が銀時の方に振り向く
銀「本当だよ、ラーメン奢れよゴラァ」
銀時は桂を茶化そうとしたがいつもの桂の雰囲気とは違ったためふざけるのはやめにした。
桂「銀時、攘夷戦争以来行方不明だったみつきが生きているかもしれん」
銀「!?」
銀時はひどく驚いた。
桂「まだ風の噂ではあるがみつきと容姿が似ているやつが歌舞伎町にいるとのことだ」
銀「けど、本当にまだ生きてんのか…?」
桂「・・・・・・それは、なんとも言えんな」
ヅラの情報網は、昔からあまり外れたことは無いため信用は出来る。
それでも、銀時の表情が曇る
だってあいつは…
出された湯のみのお茶に目線を向け静かに語り出す
銀「こう、今日みたいな雪が降るとあの時を思い出すんだよ」
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nana - すっごく好きですーーー (2020年8月11日 10時) (レス) id: 772e239873 (このIDを非表示/違反報告)
うめ茶漬け(プロフ) - 化夜さん» ありがとうございます!! (2018年6月4日 19時) (レス) id: 404307de50 (このIDを非表示/違反報告)
化夜 - めっさ気にいった★ (2018年5月30日 20時) (携帯から) (レス) id: 92b4c4d485 (このIDを非表示/違反報告)
うめ茶漬け(プロフ) - 氷狐さん» そうなんですね?こんなんだったかなと思って書いてました笑書き直しときますね! (2018年4月5日 14時) (レス) id: 404307de50 (このIDを非表示/違反報告)
氷狐 - どうでもいいけど、雪やこんこ、あられやこんこなんだよね〜 (2018年4月5日 12時) (レス) id: 87e14db833 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うめ茶漬け | 作成日時:2018年1月28日 13時