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No.5 ページ5

ジョングクside








『そう、だから、ジョングクくんとは付き合えない。』

「そう、ですか、、。
それはしょうがないですよね!」

『言うのが遅くなってごめんなさい。色々忙しくて、って言うのは言い訳か、、、。』

「でも、僕まだ諦められないかもしれないので、諦め切れるまで、好きでいてもいいですか?」

『私、何も返せないけど、それでもいいなら、、。』

「ありがとうございます。じゃあら仕事に戻りますね。」



まあ、知ってたけど。
ユンギ課長と付き合ってること。

僕の方が早く好きになったのに、ストレートに伝えた方が胸が高鳴るなんて嘘っぱちかもなー。
ネットに書いてあることなんて真に受けるんじゃなかった。













でもさ、好きでいていいですかなんて咄嗟に聞いたけど、
あんなの見せつけられて、正直嫉妬しないわけが無い。
社内であんなに見つめあって、、、、。



って、ダメだ。
いつもAさんの事考えると頭がパンクしそうになる、、。


「おーい、ジョングク。外回り行くぞー。」
「あ、はい!今行きます!」




「大事な商談相手だから、くれぐれも粗相のないようにな」

「はい、了解しました。」





気まずさのまま、車窓を横見した。

うわぁ、こんなところにアネモネなんて咲いてたんだ。
そういえば花言葉っていうのがあったような気がする。


スマホをポケットから取りだし、調べた。



アネモネの花言葉は、「儚い恋」



「ふっ、、まさに僕の事じゃん、、。
こんな時に限ってタイミングピッタリかよ。」

と、俺は機嫌を損ねながらそっと呟いた。



「いつか、忘れられる日が来るかな、、なんて、、。










好きでしたよ、A先輩、、、、、、。」










ジョングクside: end
















 



 

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設定タグ:BTS , suga , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:チョコレート | 作成日時:2023年8月25日 0時

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