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2話 ページ2

少女は夏目のうしろをトコトコと着いて言った


夏目は度々うしろを確認しながら目的の場所へとむかった
なぜ度々うしろを確認しているのかと云うと、静か過ぎるのだ
普通の者(なにか訓練を受けていない者)だと気配がするのに、少女は全く気配がないのだ
まるで意図的に気配を消しているかのように…


夏目はある探偵事務所の前迄来た


コンコンとリズム良くノックし、扉を開けた


そこには退屈そうな二匹の猫がご主人の足元で欠伸をしていた


その男の名を殺人探偵、綾辻行人と云う


綾辻は言った


「そこにいるのが例の異能力者か」

「ああ」

「ちょ、ちょっと! どういうことですかっ!!」
「私何も聞いていませんよ!!」

「…………」


そこに何ひとつ理解できていない者が二人いた

一人は喚き、もう一人は虚空を見つめていた


「五月蝿いぞ」
「辻村君」


そう、喚いていたのは異能特務化のエージェント、辻村深月である


「なんだ伝えていなかったのか」
「詳しいことは綾辻君に渡した資料を読んでくれたまえ」
「それでは失礼する」


夏目はそういい少女の頭を一撫でしてから帰って行った


一方 辻村は混乱していた

「綾辻先生!どう云うことですか!!」
「きちんと説明してください!」

「辻村君。少しは静かにしたまえ」
「俺はこいつのことで忙しくなる」
「自分でそこにある資料を読んでくれ」


綾辻は少女に指を指しながら答えた

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怜衣(プロフ) - りりり ( ´・ω・)(・ω・` )さん» コメントありがとうございます!コナンこ作品は消してしまったのですがブルーロックの作品はまだあるので読んでくださったら嬉しいです!!更新·····頑張ります! (2023年3月17日 6時) (レス) id: 2854e842d0 (このIDを非表示/違反報告)
りりり ( ´・ω・)(・ω・` )(プロフ) - コナンとブルロの小説も書かれているんですね!どちらも好きなので時間できたら拝見させていただこうと思っております… 改めてイベント参加ありがとうございました!これからも自分のペースで更新頑張ってください! (2023年3月17日 0時) (レス) @page33 id: e5e3b6af7f (このIDを非表示/違反報告)
りりり ( ´・ω・)(・ω・` )(プロフ) - 怜衣さん、イベント参加ありがとうございました!!来るの遅くなってしまいすみません!! 読んでてめちゃめちゃ楽しかったです!!ロリ主のはたぶん初めて読んだので新鮮でした…!登場キャラも多いしとても素晴らしい作品になっておりました…!! (2023年3月17日 0時) (レス) @page33 id: e5e3b6af7f (このIDを非表示/違反報告)
怜衣(プロフ) - 月さん» コメントありがとうございます!分かりみの極みです☺ (2023年2月19日 21時) (レス) id: 2854e842d0 (このIDを非表示/違反報告)
- やっぱりロリはいいですねぇ🥰 (2023年2月19日 20時) (レス) @page31 id: a2a6d177cc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:怜衣 | 作成日時:2022年9月3日 22時

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