黒幕 ページ16
改めて見ると、ここの壁は防音素材で出来ていて頑丈だ。いかにも"何か隠してますよ"って感じだな。
暫くこの廊下を歩いていくと、一つの大部屋に着いた。だが、人がいるようなので！俺は物陰に隠れ、聞き耳を立てた。
「あんたが…あんたが何をしようとしているか、僕はわかってるんだ！」
これは…さっきの子の声だろうか。成長前の男の子の声に近い。
「それは、貴方が真実にたどり着いた事を意味している…という解釈で良いですか？」
『！？』
思わず声が出そうになり、口を抑える。この声は、間違いなく柴庭さんだ…
「知ってるんだ。お前はここのみんなに人体実験をしてるんだって。」
「君は何をしに来たんですか？」
「警告をしに来たんだ！お前の事をみんなにバラすぞってな！」
「それは困りますね。僕の考えが台無しになってしまいます。…ですが。」
柴庭さんその子に近づいて言った。
「貴方がここまでたどり着いてくれたこと、嬉しく思いますよ。歓迎します。」
と、言うと、その子はガクッと意識を失くしてしまった。
「おっと検討外れでしたか。まぁこれはこれで使えるでしょう。持っていきなさい。」
その後、数人の…人かもわからないが、その子を連れていった。
ーーー
作者です。お久しぶりです。
近況報告をしたいのですが、作者ヤンデレなお友だちがいるんです。その子は友達としてヤンデレなんですけどね？とうとう恋愛したいヤンデレが現れて…ね？
友達としてはどっちもいい子なんだけどねーっ！？
『お前の話なんざ、誰も興味ないからな？早く次行けよ、あ？』
「あっずみまぜん。づぎのやつがぐんでゆるじでぐだざい。」
糞 茶 番
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作者名：男主愛好家 x他1人 | 作成日時：2020年11月1日 13時
